焼きナス ページ30
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キロランケ「下がれアシㇼパ!!」
ダアァン!!
杉元さんは銃に弾を装填し
ヒグマを狙って撃ち始めた
ダアァン!!
ダアァン!!
杉元「俺は不死身の杉元だッ!!」
杉元さんは銃口をヒグマの口に突っ込んだ
バリッ!!
アシㇼパ「杉元ッ!!」
ドオォン!!
杉元さんはヒグマを仕留めた
キロランケ「シライシもっと畳持ってこい!!」
白石「キロランケこれか!?」
白石「この柱を切り出すの!?」
キロランケ「あっちの鴨居も切って持ってこい!!」
キロランケ「すぐには家も崩れないし文句言う家主もここにはいねえ!!」
白石さんとキロランケニㇱパは
壊された壁の修復を急ぐ
仲沢「やだぁ!!やめてください!!」
杉元「いいからケツ見せろ!!」
杉元さん...
杉元「テメエは普通のモンモンか!!」ﾊﾞﾁｨﾝ
仲沢「ひゃん☆」
杉元「さっさと汚ねえケツしまいな!!」
傍から見るとすごい光景だけど
この際は仕方がないよね...
仲沢「親分は良いケツだって言ってくれたよぉ!!」
仲沢「乳 首だって色っぽいって言ってくれたよぉ!!」
仲沢「おやぶぅん!!」
杉元「まさか下半身に暗号の入れ墨が入っていたとはな...」
杉元「上半身がくりからもんもんで埋まってたからか?」
杉元「とにかくなんとか早くここを出ないとあの親分はヒグマに...」
仲沢「おやぶぅん!!」
杉元「ウソウソもう泣くな大丈夫だよ。」
杉元「あの親分なら何とか逃げられてるさ。」
杉元「タダでは死にそうもねえ。」
仲沢「そうですよねぇ?」ﾋｯｸ
優しい...
杉元「あの親分弾薬盒を見つけられてなかったな...」
杉元「ヒグマがいじってどこかに持って行っちまったのかも...」
白石「杉元お前その顔...」
白石「隠し包丁いれた焼きナスみたいになってんじゃん...」
焼きナス...
アシㇼパ「ヒグマに襲われた傷は不思議と化膿せずすぐに治ると私たちの間では言われている。」
アシㇼパ「でも手当しよう。」
アシㇼパはヒグマの内臓の網脂を取り
湯煎で油を取って冷めた油を杉元さんの顔の傷に塗った
白石「脂のにおいを嗅いだらちょっと腹減ってきたなぁ...」
白石「アシㇼパちゃんヒグマの肉ちょっとだけ食べようぜ?」
アシㇼパ「私は食べられない...」
アシㇼパ「このヒグマはそこの男を殺したウェンカムイだから。」
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作者名：檜枝 | 作成日時：2020年3月23日 7時
