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＊ ページ29

「逆に聞くよ。
　どう思ったとダヴィンチちゃんは考える？」

俺の言ったことに言葉をつまらせる
目の前の天才は、綺麗な顔を歪ませて一言

「さあ、私は天才でも人のことなどわかるわけない」

そして、こう続けた。
”人を殺めた者の気持ちなんてなおさら、ね”

冷めたような呆れたようなその顔。
俺はそれに対して、笑って見せた


「＿＿きっと、嬉しかったようでものすごく後悔してた」





”僕”は綺麗に笑えていただろうか。

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作者名：露西亜帽 | 作成日時：2018年2月26日 1時

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