私だけの英霊 (ページ23)

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久々のギャグページ23

一人用寝具、いい感じの狭さと言うべきか
寝返りは打てる心地よいスペース。
少し金具が軋む音が聞こえるが
特に気にはならなかった。

隣に彼女がいたから。
正確には隣の同じ一人用寝具に、となる。
少しばかりの緊張と安心感。
本物が、夢から醒めても彼女が隣にいる
幸福感が全てだった。

これからはおはようがいえる。
おやすみも、お疲れさまも何もかも。
俺が彼女に支えられたように俺も立香ちゃんを助けれるんだ。

…………とまあ、長い前置きは置いといて。
突然だが画面の前の皆(ﾒﾀｧ)に言いたいことがある。
それは、朝目が覚めた頃に遡る。

目が覚めた時、ふと重みを感じた。
不愉快にならない丁度いい重みと温かさ。
なんだろうと思い体を起こすと

そういえば少し起こしずらかったなぁ。

腰に抱きついてすよすよ寝てる愛しの
我が女神がそこにいた。
え？あぁ、バッチリ吐血したよ。
今はその治療中。
カルテをみたドクターは呆れ顔というか
こんなことあるのか、みたいな？

「……えっと、持病、とかは」

「いや特に」

「体が弱いとかっ、」

「うーん、怪我はしょっちゅうあるけど
体は弱くないかな。」

数個質問して、ドクターが一言。
”なんで吐血したの？”だった……＿＿。