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ごめんなさい ページ19
「どうしてだい？」
主な理由としては二つあった。
それは、彼も変えなかった、という事と
物語の歯車を狂わせないためだ。
何より、彼女の安全を考慮した結果だった
それが立香ちゃんを泣かせることに
なってしまっても。
恨まれても変えていいものではなかった。
「王さま、いるじゃないですか。
あの人未来視で視えてたはずなのに
変えてないってことは
俺なんかが変えていいものではない。
それに、歯車を狂わせたら
どこに支障がでるかわかったもんじゃない。
……俺は何より彼女を守りたいんだ。」
何を犠牲にしても、俺に光を
見せてくれた立香ちゃんを守りたい。
死んで欲しくないのは最もだし、
無理言うけど傷ついて欲しくない。
あの子がいないと、
俺はきっとあの時生きてないから………。
たとえ、文句を言われるとわかってても。→←別世界からこんにちは
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作者名：露西亜帽 | 作成日時：2018年2月26日 1時
