8傑のマネージャーを務める羽目になりました。【コロイカ】 (ページ4)

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–03 8傑とご対面ページ4

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「＿＿＿みんな、いい人材を見つけたよ」

人材って…あんた何様だよ……。

心の中で悪態をつき、ちょっと怖いので、エイト…だっけ？エイトの後ろに隠れながら進む。

「＿＿…遅い」

「＿＿急に呼び出して何だ？」

ひょえぇぇぇ…！

怖い！！限りなく怖い！！！(？)

エイトが視線を向けている、一人のガールと一人のボーイ。

チームメイトだろうか。1人足りてないけど。

ってか8人もいないじゃん。

……はっ、まさかその穴を私が埋めろ的な…！？無理無理。無理です。

見るからに強そうなヒトのチームに入るなんて、足を引っ張ってくださいと言われているようなものだ。いやそんなこと誰も頼まねぇよってね。

一人で勝手に妄想していると、「おーい、聞いてる？」と言う、エイトの声が脳に割り込んで来た。

「ひゃ、ひゃいっ！！！どっ、どど、どういったご用件で！！！」

「は？何言ってるの？」

「あっ、え、いや！な、なんでもない…です」

結構マジな顔で何言ってんのコイツとでも言うように見ないでくれ。

「このヒトがオレたちのマネージャーを務めてくれるコだよ。Aって言うそうだ」

「アハハハ、ド、ドウモデース」

「嗚呼」

「いや、ツッコまないのかよ」

何故かスコープを持っているボーイは、私のコミュ障発動に関して何にも触れずに返事をしてくれた。

これが天然ってやつですか。天然と関わり慣れてないから知らないよ私←

ビットフレームのメガネをかけたガールは、スコープのヒト(？)に流れる様にツッコミを入れた。

ほうほう、ツッコミ役はちゃんといるのか。え？ 8傑の偏見？変人奇人の集いかと思ってたからまともなヒト一人いて助かったよねうん。

「A、か。いい名だ。オレはシェーディ」

「……8ビット」

「よ、よろしくお願いします…」

軽く会釈をすると、エイトが「ところで、ワイヤーグラスは？」と、シェーディさん？と8ビットさん？に尋ねた。

ごめんね、人見知りだからヒトの名前すぐに覚えられないんだよ。

2人とも「さあ」とか「知らないぞ」とか返事をし、エイトは「ふぅん。まあいいけど」と軽くあしらった。

＿＿＿＿＿すると。

「＿＿＿＿＿オレはいるぜ」

すごい迫力のある声が、私の背筋を凍らせた。