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赤「さぁ、ここから飛び降りるよ。
3階くらいの高さだし真似してやってみな」
もちろんそれに戸惑いを隠せないラウール。
それを分かった上でのことなのか宮舘は言う。
赤「ちょっとした訓練だよ。
身体が鈍るのは後々しんどいから」
ラウールはまだ少し納得がいっていない
ような気もするが、気にしてもしょうがないと
宮舘の提案にのった。
赤「注意点だけ言うな。
絶対に大腿頸部と膝は地に着かないこと。
骨折しちゃうから。
あと地に着く最初の肩は倒れていく方向と
反対の肩だからね。
あと頭は手で必ず守るんだよ。
ラウールならできるよ。」
言い終わり、ラウールの頭をくしゃくしゃと
撫でると窓に足を掛け飛び降りた。
両手で後頭部を支えるようにして頭を守り、
足底から脹脛が地に着くところで身体を
捻って横に回転しながら着地。
無事に着地した宮舘は下から手を降っている。
ラウールもこんなことしたくないと思う反面
意を決してそこから飛び降りた。
目をギュッと瞑っていたからか何が
起こったかわからずだったが無傷で
あることに間違いはない。
宮舘に身体を支えてもらいながらラウールは
立ち上がると、よく出来たと褒められ、
満更でもない表情で小さく笑った。
そこにキキっと音を立てて停まった車。
車の方から窓が開くと笑顔の渡辺がいた。
後方席には手を振る佐久間と
少し顔色の悪い阿部がいる。
青「早く乗れよ」
赤「ありがとう」
宮舘とラウールが車に乗り込むと
いきなり思いがけないスピードで
街の中を掛けていった。
白「な、ななな何⁈」
青「ドライブに決まってんじゃん」
白「いや待って！メーター振り切ってるから！」
青「そんなの気のせいだって！
目ぇさめんだろー」
渡辺はケラケラ笑いながら握ったハンドルを
器用に回していた。
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そじゆう(プロフ) - まっくろねこさん» ありがとうございます！もうそう言っていただけると本当に嬉しいです！まっくろねこさんも体調崩しはりませんようにご自愛ください！ (2020年9月3日 20時) (
レス) id: 3acb59dc5a (このIDを非表示/違反報告)
まっくろねこ(プロフ) - �靴悵楾圓�めでとうございます！本当続きが楽しみでワクワクしてます！ど、どうなるんだ？！まだまだ暑い日が続きますが…健康第一に！(*´ω`*) (2020年9月3日 9時) (レス) id: 8ef0c34bc7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そったん | 作成日時：2020年9月3日 8時
