cocktails ページ31
読み終えた者から順にそれぞれの反応がみえる。
そのほとんどがどうしたものかと頭を
抱えるものばかり。
ここで小さな沈黙が生まれ、タブレットを
ガタリと置く音だけが聞こえた。
と、ここで口火を切ったのはラウール。
白「阻止しなきゃ、、絶対ダメだよ！
こんな無茶苦茶すぎるだろ！」
眉間にしわを寄せて苦しそうな表情で訴える姿に
深澤は心を痛める。
ラウールの肩に優しく手を置いて摩るのは岩本。
その他の皆もラウールに賛同した。
紫「さぁそろそろもう休も。
指示は起きて昼食が終わってから。
どっちみち動けるのは夜だし。
みんな13時にここに集合」
皆が了解したと頷くよう反応を見せたところで
紫「解散」
阿部、深澤、岩本は今いる場所に残り何か
話している様子。
佐久間は阿部の隣でうとうとし初めた。
阿部が席を立つのを待つようだ。
このジェット機には、このリビング様の
部屋の奥に5室、縦に並んだ部屋があり、
最奥にバーカウンターが設置されている。
宮舘と渡辺は自室へ目黒と向井はバーカウンターへ
向かうようだ。
その後ろをラウールは追いかけた。
目黒と向井がバーカウンターに到着する頃、
白「めめ！康二くん！待ってよ」
2人はその声に振り向く笑顔のラウールがいた。
黒「子供は寝ろよ。もう遅いから」
白「なんで！いいじゃん！」
黒「いや、ダメだから」
2人の言い合いは収まることはないだろうと
踏んだ向井は声をかける。
橙「ラウ、ほな1杯だけやで」
白「やったぁー！康二くん好き！」
黒「こら！どさくさに紛れて告ってんじゃねぇよ！
康二もラウに甘すぎだから！」
向井は2人に笑う。
2人は本当の兄弟のようで可愛らしく思う反面、
時折それがほんの少し切なくなる。
橙「ラウはなに飲む？」
白「なんでもいいよー」
目黒とラウール並んでカウンターに腰掛け、
カウンターの中に立ったのは向井。
向井はタンブラーに氷をカラカラ入れ、
パチパチ弾くジンジャエールを注ぎ
鮮やかな赤いグレナデンシロップを
その中に流し込むと美しい2層が現れた。
最後に爽やかなレモンピールを彩って
ラウールにコースターと共に差し出す。
白「キレー！これなに⁈」
橙「シャーリーテンプルやで。
ノンアルコールのカクテル。可愛いやろ。」
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そじゆう(プロフ) - まっくろねこさん» ありがとうございます！もうそう言っていただけると本当に嬉しいです！まっくろねこさんも体調崩しはりませんようにご自愛ください！ (2020年9月3日 20時) (
レス) id: 3acb59dc5a (このIDを非表示/違反報告)
まっくろねこ(プロフ) - �靴悵楾圓�めでとうございます！本当続きが楽しみでワクワクしてます！ど、どうなるんだ？！まだまだ暑い日が続きますが…健康第一に！(*´ω`*) (2020年9月3日 9時) (レス) id: 8ef0c34bc7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そったん | 作成日時：2020年9月3日 8時
