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黄「他になにか？」
女王「お前達のこの態度にちょっと
お灸を据えないといけませんね、そうね、、」
岩本は、何がお灸だと胸中で毒を吐く。
それは皆も同じ様に思っていたこと。
けれど、たまたまそれが深澤の表情に
出ていたのか、、
その僅かな変化に女王の眉がピクリと動いた。
そして、女王の表情がまた変わる。
この顔は面白いことを思いついた顔。
それは不幸を呼び寄せる顔。
やはり標的は、、、
女王「紫の雪よ、、
10、、20発ほど撃たれなさい。
あぁ、やはり止めろと命令するまでに
いたしましょう。
それを黄の雪は見守りなさい。
愛おしい紫の雪が倒れて行く様をしっかりと。
さぁ決まりです」
深澤、岩本の2人は驚きを隠せずにいた。
こんなことがあってはならないと岩本は
女王に嘆願する。
黄「お待ちください！それだけはご勘弁を！
もしそれならば俺が！」
女王は、ほうっとほくそ笑んで言うと
パンと１つ手を叩いた。
現れたのは20人程の兵士。
女王「場所を移動いたしましょう」
女王と共にそれらに連れられてきたのは
中庭の一角。
兵士達は岩本、目黒、向井に勢いよく
両膝を地に着けるよう取り押さえ、
両腕は腰背部でまとめ挙げた。
その上で岩本と向井の後頭部には銃口が
突きつけらている。
では、なぜこの2人のみなのか。
岩本はもちろん深澤を助けようと
動く可能性があるため、
向井は岩本と同様の理由もあるが、
もし目黒が動けば向井の命をその場で奪う
という理由も含まれている。
この3人より離れたところに立たされのは深澤。
岩本は深澤の背を見て下唇を噛みしめる。
あぁ、、始まってしまう。
岩本の身体の中に警鐘の音が
けたたましく鳴り響く。
女王はすっと優雅に手を挙げると
深澤を10人の兵士達が囲む。
この兵士達は銃器専門。
この立ち位置で撃ち合おうが
自らに当たることはなく、
確実に獲物を捕らえて仕留める実力をもつ。
そこに1発の空砲音。
始まった、、、
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そじゆう(プロフ) - マニラさん» ありがとうございます！有難いお言葉のかずかず！ぬぁっはーんってなりました、、すみません。これからも宜しくお願いいたします。 (2020年9月2日 21時) (
レス) id: 3acb59dc5a (このIDを非表示/違反報告)
マニラ(プロフ) - いつも楽しみにしております！更新されるたびにもうわくわくしております！これからも応援しております＾＾ (2020年9月2日 9時) (レス) id: eb8f99c5bc (このIDを非表示/違反報告)
まっくろねこ(プロフ) - いえいえ！ご心配ありがとうございます！お互い無理せず、ですね！ (2020年8月17日 18時) (レス) id: 8ef0c34bc7 (このIDを非表示/違反報告)
そじゆう(プロフ) - まっくろねこさん» ありがとうございます！本当にありがとうございます！まっくろねこさんも無理なさらず頑張ってください！ (2020年8月17日 17時) (レス) id: 3acb59dc5a (このIDを非表示/違反報告)
まっくろねこ(プロフ) - 移行おめでとうございます！ワクワクしながら読んでます〜。暑いので無理せずに更新なさって下さい！！ (2020年8月17日 12時) (レス) id: 8ef0c34bc7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そったん | 作成日時：2020年8月16日 14時
