第417話 ページ39
緑谷「葉隠さん！！」
葉隠は汗で手を滑らせ、下に落ちていく
「やぁ〜！！？たーすーけーてーぇ！！！」
ガシッ。
「あれ？」
葉隠の体は地面に落ちるよりも先に、宙に浮いた
水無月の
「Aちゃーん！ありがとぉー！！」
『後ちょっとだから、踏ん張れ』
彼女は再び、崖を駆け上がっていった。
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▽緑谷side
皆がエリちゃん保護に奮い立つ。その一方で･･･入れ替わるように僕の心に のしかかってくる事
オールマイトの口から聞いた。ナイトアイと絶縁状態になった時の事を。ナイトアイはオールマイトが【敵と対峙し、言い表せないようもない程、凄惨な死を迎える】という予知を見た。
オールマイトはそれでもヒーローを続けると譲らず、結局喧嘩別れをしたのだ
そして、その予知は今年か、来年に迫ってる。
(･･･その事を、本当はナイトアイに聞きたかった。でもそんな雰囲気じゃなかった)
インターンが口外禁止になって、もうオールマイト本人には相談できない。かといって、オールマイトの秘密が関係してくる以上、同じインターン組の切島くん達に話す事もできない
エリちゃんの事。オールマイトの事。どちらも重すぎる
(今はとにかく･･･エリちゃん保護に向けて全力で臨まなくちゃ･･････でも、オールマイトッ)
【この時きっと、僕の心はもうギリギリだったんだ】
·
＿＿「食わねえのか？」
轟くんの声に、僕の意識は戻って来た。
「く、食うよ！食う！
今は昼休み中で、僕は轟くん 飯田くんと食堂でご飯を食べていた
「･･･大丈夫か」
そう聞く飯田に、蕎麦を啜った轟も続く
「インターン入ってから、浮かねえ顔が続いてる」
心配かけてる。ダメだ、ダメだ、こんなんじゃ。
誰にも心配かけない、絶対勝って 絶対救ける、そんな最高のヒーローになるって･･･決めたんだろ！！！
「そ･･･うかな！？」
僕はカツ丼を口の中にかき込んだ。
·
「"本当にどうしようもなくなったら言ってくれ、友達だろ"」
その言葉に、胸の奥からたくさんのものが込み上げてきた
「いつかの愚かな俺に君が掛けてくれた言葉さ！職場体験の前の」
気付けば、目からたくさんの涙が溢れてた
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綾林檎 - 森Shizuku?さん» いつもありがとうございます！続編でもよろしくお願い致します (2022年1月9日 1時) (
レス) id: ed59487077 (このIDを非表示/違反報告)
森Shizuku?(プロフ) - ﾋﾞｬｧｧｧｧｧｧ更新来た〜！続編楽しみにしてます！ (2022年1月8日 8時) (レス) @page50 id: b1c9e51a0c (このIDを非表示/違反報告)
綾林檎 - 眠りさん» 素敵な質問ありがとうございました！ (2021年12月31日 20時) (レス) @page49 id: ed59487077 (このIDを非表示/違反報告)
眠り(プロフ) - わわ大変でしたね…お疲れ様です！😭質問受け付けてらっしゃるようなので私も失礼します🙇🏻♀️A組やB組、先生方は水無月ちゃんの事をどんな風に思ってるとかありますか…？😳 (2021年12月29日 22時) (レス) @page49 id: 3b2a90c584 (このIDを非表示/違反報告)
綾林檎 - ささん» 嬉しいです！たくさん読んで頂いたと思うので、ゆっくり休んで下さいね (2021年12月13日 1時) (レス) id: 2125adda19 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：綾林檎 | 作成日時：2021年10月16日 11時
