第415話 ページ37
切島「そうか。そんな事が･･･悔しいな」
麗日「デクくん･･･」
緑谷、そして通形は酷い顔で俯き、暗く沈んでいた
天喰(･･･こんなに落ち込んでいるミリオは･･･初めてだ)
「通夜でもしてんのか」
その時、エレベーターから相澤先生が降りて来た
蛙吹「先生！」
相澤「あ、学外ではイレイザーヘッドで通せ
いやァしかし･･･今日は君たちのインターン中止を提言する予定だったんだがなァ･･･」
「「『！！』」」
切島「ええ！？今更なんで！！」
相澤「連合が関わってくる可能性があると聞かされたろ。話は変わってくる」
緑谷の酷く歪んだ表情を見て、相澤は頭を搔く
相澤「ただなァ･･･緑谷。お前はまだ俺の信頼を取り戻せていないんだよ。そして残念な事に、ここでお前を止めたらお前はまた飛び出してしまうと、俺は確信してしまった」
腰を落とした相澤は、緑谷と同じ目線となり彼の胸の真ん中に拳を打つ
「俺が見ておく。するなら正規の活躍をしよう、緑谷
わかったか、問題児」
緑谷はグッと唇を噤んだ
天喰「ミリオ･･･顔を上げてくれ」
波動「ねえ私 知ってるの、ねえ通形。後悔して落ち込んでてもね、仕方ないんだよ！知ってた！？」
「･･･ああ」
通形も、友人達に励まされ頷いた
相澤「気休めを言う。掴み損ねた その手はエリちゃんにとって、必ずしも絶望だったとは限らない。前向いていこう」
緑谷「はい！！！！」
「俺･･･イレイザーヘッドに一生ついていきます！」
「一生はやめてくれ」
「すいァっせん！！！」
『切島、うるさい』
「とは言ってもだ。プロと同等か それ以上の実力を持つビッグ3はともかく、お前達の役割は薄いと思う
蛙吹、麗日、切島、水無月。お前達は自分の意志でここにいるワケでもない。どうしたい」
「先･･･っ、イレイザーヘッド！」
その言葉に、麗日は思わず立ち上がった
「あんな話聞かされて、もう やめときましょとはいきません！！」
「イレイザーがダメと言わないのなら･･･お力添えさせてほしいわ。小さな女の子を傷つけるなんて許せないもの」
天喰「会議に参加させてる以上、ヒーロー達は1年生の実力を認めていると･･･思う。現に俺なんかよりも1年の方が よっぽど輝かしい」
波動「天喰くん隙あらばだねえ」
「俺らの力が少しでもその子の為ンなるなら！やるぜイレイザーヘッド！！」
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綾林檎 - 森Shizuku?さん» いつもありがとうございます！続編でもよろしくお願い致します (2022年1月9日 1時) (
レス) id: ed59487077 (このIDを非表示/違反報告)
森Shizuku?(プロフ) - ﾋﾞｬｧｧｧｧｧｧ更新来た〜！続編楽しみにしてます！ (2022年1月8日 8時) (レス) @page50 id: b1c9e51a0c (このIDを非表示/違反報告)
綾林檎 - 眠りさん» 素敵な質問ありがとうございました！ (2021年12月31日 20時) (レス) @page49 id: ed59487077 (このIDを非表示/違反報告)
眠り(プロフ) - わわ大変でしたね…お疲れ様です！😭質問受け付けてらっしゃるようなので私も失礼します🙇🏻♀️A組やB組、先生方は水無月ちゃんの事をどんな風に思ってるとかありますか…？😳 (2021年12月29日 22時) (レス) @page49 id: 3b2a90c584 (このIDを非表示/違反報告)
綾林檎 - ささん» 嬉しいです！たくさん読んで頂いたと思うので、ゆっくり休んで下さいね (2021年12月13日 1時) (レス) id: 2125adda19 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：綾林檎 | 作成日時：2021年10月16日 11時
