第336話 ページ8
先生方の一言を聞き
物間の口からは「ホッ」という息が漏れた
「直接手を下せないのが残念だ！！アハハハハハハ！！」
切島「ホッ つったな」
上鳴「病名のある精神状態なんじゃないかな･･･」
物間「あー！残念残念！！アッハハハハハ！」
＿＿ポン。
物間「ハ」
『あらあら』
ピシッ
その声が耳に入った途端、物間は一瞬で石化した
『楽しそうね？』
「･･･････」
悪魔のような笑みを浮かべる水無月に肩をガッチリ掴まれた物間
彼の表情は凍りつき、汗をこれでもかという程 垂れ流していた＿＿まさに、蛇に睨まれた蛙の絵図である
「なんかあの二人、仲良いのか 恐怖支配されてるのか よくわかんないね」
「本当にな」
＿＿「あの、水無月さん･･･」
『あー？』
物間の肩に腕を回していた水無月は、顔だけを後ろに向けた。するとそこには オズオズと声をかけてきた緑谷が
『なに？』
物間の身柄を解放してやって、緑谷と向き合う
緑谷は どこかモジモジした様子で、不安げな声を出した
「ちょっと･･････お願いがあるんだ、けど･･･」
『･･･？』
·
·
その夜。
A組の談話ルームでは、水無月以外の女子達が訓練についての話をしていた
「ヤオモモは必殺技どう？」
「うーん。やりたい事はあるのですが、まだ体が追いつかないので、少しでも個性を伸ばしておく必要がありますわ」
「梅雨ちゃんは？」
「私は、よりカエルらしい技が完成しつつあるわ」
「お茶子ちゃんは？」
「･･････」
お茶子は聞こえていないのか、ただただボー･･･としていて、隣に座っていた梅雨がチョンと腕をつついた
「お茶子ちゃん？」
「うひゃん！！」
「お疲れのようね」
「いやいやいや！！疲れてなんか いられへん。まだまだ こっから！･････････の、ハズなんだけど。なんだろうねえ
最近、ムダに心がザワつくんが多くてねえ」
「恋だ」
「ギョ！！」
芦戸の一言で、お茶子の顔は真っ赤になる
「な！何！？故意！？知らん知らん！」
「緑谷か飯田！？一緒にいる事多いよねえ！」
問い詰められたお茶子は、チャウワ チャウワと唱えながら、個性で空中に浮く
「チャウのに･･･どうしよっ
＿＿あっ、あー！Aちゃん！！」
お茶子は 話を逸らす為、キッチンにいる水無月を指さした
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るむ(プロフ) - さすがに無理やり過ぎませんか？こんな性格悪過ぎ女好かれないと思います…口調も男みたいですし、嫌われ女なら分かりますが、好かれてるのは分かりません。どこが良いんですかね…？ (2023年4月17日 22時) (
レス) @page44 id: fe9b123905 (このIDを非表示/違反報告)
サボり日和 - めちゃくちゃ面白いです！！一気読みしちゃいました！物間君との試験のところとか、仮免試験のときの水無月ちゃんがかっこよすぎて……！！アニメや漫画で見てみたすぎる！応援してます！お体には気を付けて更新頑張って下さい！！ (2022年4月5日 13時) (レス) @page49 id: 88c73e1f71 (このIDを非表示/違反報告)
綾林檎 - 怜さん» 嬉しいコメントをありがとうございます！こちらこそ、よろしくお願い致します (2021年10月3日 1時) (レス) id: 2125adda19 (このIDを非表示/違反報告)
綾林檎 - ナッツさん» ありがとうございます！！とても嬉しいです！これからも、よろしくお願い致します (2021年10月3日 1時) (レス) id: 2125adda19 (このIDを非表示/違反報告)
怜(プロフ) - 轟くんと夢主ちゃんの小説を探しててたまたま見つけたんですが、すごく面白くて一気読みしてしまいました…！これからも更新楽しみにしています🙌🏻 (2021年10月2日 12時) (レス) id: 3b2a90c584 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：綾林檎 | 作成日時：2021年9月17日 18時
