第345話 ページ17
試験開始までの時間で
水無月は水のある場所を探した
そして見つけたのは＿＿湖。
広さ、深さ共に大きく深く(私のように水を扱う受験者の為に作られたのかな)なんて呑気に考えていると
「いたいた」
「やっぱいると思ったよ」
「雄英高校 1年A組 水無月！！」
周囲を、他校の生徒達に囲まれた。
『･･･フンッ』
水無月は当然 気配で感じ取っており、自身を囲んだ者達を見て鼻で笑った
＿＿そしてカウントダウンは始まる。
「気に入らねー態度だな。年下だろ」
「自身の体から水を発生させ、操り、温度をも変化させる･･･"個性"だけ見れば、別に大した事ない」
『･･･』
水無月は、その男の言葉に眉をピクリと動かした
[3]
「ああ、気を悪くしないでくれ。
ただ"水"のお前は、俺との相性が最悪･･･ただ それだけだ」
その男が息をフゥッと吐くと、そこ空気が少し凍った
『･･････』
[2]
「単独行動なんて、バカな奴」
「袋叩きだ！！！」
[1]
水無月は、フッと息をついた
『大した事ない･･･か』
[START!!!!]
「よっしゃァ！雄英狩りの始っ──」
ズゥン！！！
水無月は スタートと同時に一人の男の頭を、地面に蹴り落とした
「「え」」
『
息をつく間もなく＿＿＿その両隣にいた二人の体を鞭で巻き取り、互いの頭を衝突させて意識を落とす。
その戦い方は 以前USJ事件でイレイザーヘッドがやっていたものだ
(((スタートと同時に3人！？)))
「バカが！」
水無月を挑発していた受験者が襲いかかった
(水を操る水無月が この湖に足を運んだという事は、この湖を戦いに使うという事だ)
大きく息を吸い込んだ男は、口から吹雪を出した
水無月は当然避ける。すると水無月がいた場所は凍り付き
『･･･』
＿＿＿吹雪はそのまま、湖一面を凍らした
「これでお前は、湖の水を使えない！！この人数を一人で対応できるかな」
『･･････』
水無月はスッと右手を挙げた
「てかコイツ、全然口きかねーな･･･ま別にいいけ」
＿＿＿パキパキパキッ
「え」
バシャアアアアアア！！！！
「「「！！？」」」
水無月の背後にあった湖の水が、氷を突き破り 渦を巻いて溢れ出た
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るむ(プロフ) - さすがに無理やり過ぎませんか？こんな性格悪過ぎ女好かれないと思います…口調も男みたいですし、嫌われ女なら分かりますが、好かれてるのは分かりません。どこが良いんですかね…？ (2023年4月17日 22時) (
レス) @page44 id: fe9b123905 (このIDを非表示/違反報告)
サボり日和 - めちゃくちゃ面白いです！！一気読みしちゃいました！物間君との試験のところとか、仮免試験のときの水無月ちゃんがかっこよすぎて……！！アニメや漫画で見てみたすぎる！応援してます！お体には気を付けて更新頑張って下さい！！ (2022年4月5日 13時) (レス) @page49 id: 88c73e1f71 (このIDを非表示/違反報告)
綾林檎 - 怜さん» 嬉しいコメントをありがとうございます！こちらこそ、よろしくお願い致します (2021年10月3日 1時) (レス) id: 2125adda19 (このIDを非表示/違反報告)
綾林檎 - ナッツさん» ありがとうございます！！とても嬉しいです！これからも、よろしくお願い致します (2021年10月3日 1時) (レス) id: 2125adda19 (このIDを非表示/違反報告)
怜(プロフ) - 轟くんと夢主ちゃんの小説を探しててたまたま見つけたんですが、すごく面白くて一気読みしてしまいました…！これからも更新楽しみにしています🙌🏻 (2021年10月2日 12時) (レス) id: 3b2a90c584 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：綾林檎 | 作成日時：2021年9月17日 18時
