第782話 ページ40
「死柄木弔は元気ですか？捕まったりしてませんか？」
「死柄木が気になるのか？」
「ええ、彼の世話が私の使命」
「苦ではありませんよ。放っておけない性質なんでね」
「俺が、拾えないと･･･やりすごした子猫を迷わず拾ってくるような奴だった」
「話が見えませんね」
「お前はいつも明るくて、前だけ見てた。後先なんて考えず･･･！死んじまったら、全部終わりだってのに･･･！」
俺、山田と先生やってるよ。生徒に厳しくあたってきた。お前に･･････お前のような、誰かを引っ張っていけるヒーローに･･･
「白雲！でもまだ、お前がそこにいるのなら──･･･なろうぜ、ヒーローに！3人で！」
「誰がお前を変えた！？どこで脳みそ いじられた！？雄英を襲撃した時、俺を見ても何も感じなかったのか！？」
「さっ、先刻から何、を何を仰ってぃるのか」
不具合を起こした機械のような様子の黒霧
「答えろ、白雲！！」
「私は黒霧。死柄木弔を守る者」
「お前は雄英高校2年A組！俺たちとヒーローを志した」
卒業したら一緒にヒーロー事務所つくろうぜ！
俺たち3人なら何でも解決できると思うんだ！
ホラ3人いればさ
誰かがミスっても、残りの二人がカバーしてくれるし！
【病───･･･院】
「病院？」
ブワッ！！！
白雲の形をしていた黒霧は、噴き出した黒い霧によってその形を無くしつつある
「おい！！」
黒霧は、まだ何かを伝えようとしていた
【マス･･･テ───ッィ･･･マ───ァ
水、ｽﾞヴ････キ･･･A───･･･気を付──ッ
「･･･」
ブツンッ！！
黒霧は電源が落ちたかのようにグッタリと眠り、ピクリとも動かなくなった
「･･･どういう事だ」
言葉は途切れ途切れだったけど、アイツは確かに言った
「マスティマ」「水無月A」「気を付けろ」
「･･･マスティマが、水無月を狙っている？」
涙で充血した相澤の目に、焦りと怒りの色が映っていた
.
.
『･････････え？』
相澤が話終えると、思いもよらなかった内容に水無月は一時 思考が停止した
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りんご - やばすぎる、、、水無月ちゃんマジでわかんないよぉ！！！ひとつ前の話でめっちゃドキドキしてたのに急に不穏、、。更新待ってます切実に！！！！ (2月3日 16時) (
レス) @page50 id: 74b2d2c40a (このIDを非表示/違反報告)
あめみや - …………え？ちょ、理解がぁぁぁ！！！追いつかないです…。楽しみすぎて大好きです！ (1月31日 18時) (レス) @page50 id: c175c601fa (このIDを非表示/違反報告)
みみ - ほんとに激アツ展開すぎて、、おもろすぎる笑笑続きが気になりすぎて毎日このページを開いてます！更新待ってます！ (1月30日 5時) (レス) id: d76e5356db (このIDを非表示/違反報告)
tr. - 驚きすぎて事実を受け止めきれない…読みながらどういうことだよ…！？ってなってしまった、流石に続きが気になりますよこれは…！！ (1月28日 18時) (レス) @page50 id: f75fa0a2e7 (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - 一体どういう事なんだ！？！？続きが気になりすぎます､､､！！！ (1月28日 5時) (レス) @page50 id: 3d02d57991 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：綾林檎 | 作成日時：2023年9月9日 0時
