第762話 ページ20
水無月は呆れた顔で、オリオンの首根っこを掴む
『全く･･･今朝あれほど、始末書を片付けておけと言ったのに。私は、お前のお守りをする為にインターンしに来たわけじゃないんだぞ』
「良いじゃん！俺、冬美さんの手料理食べてみたいし。エンデヴァーさんの家すら初めて来たんだぜ？」
『そしてもう二度と来ないだろうな』
「！？」
「ねぇ緑谷くん」
「？」
冬美は、たまたま一番近くにいた緑谷に声を掛けた
「あの子って もしかして･･･雄英の体育祭で焦凍と戦ってた子？」
「あっはい、そうです！水無月さんは学校だと轟くんと仲が良くて、よく一緒にいるんですよ」
「えぇー！！本当にっ！？」
『ほら帰るわよ。
エンデヴァーさん、ご迷惑をお掛けしました』
「君も苦労するな」
『まぁ･･･はい』
「ねぇねぇ！」
『？』
エンデヴァーと対面していた水無月の元に、ヤケに目を輝かせた冬美が詰め寄ってきたかと思えば、優しく両手を包まれた
「あなた、焦凍のお友達？お友達なの？」
『･･････まぁ一応』
「わぁ〜っ！焦凍に女の子のお友達！なんか嬉しいなぁっ
ねぇ！あなたも ご飯食べて行ってよ！」
『え、いやでも･･･』
「いーじゃん いーじゃん！お邪魔させてもらえよ。俺も保護者として一緒に」
『お前は帰れ』
「貴様は帰れ」
水無月とエンデヴァーは声を揃えて、オリオンを睨む
『帰って仕事しろ』
結局
オリオンは、その後すぐ駆けつけたスクイーラーによって回収され帰って行き、水無月はそのまま轟家の夕食に参加する事となった。
.
.
「食べられない物あったら、無理しないでね！」
「どれもメチャクチャ美味しいです！この竜田揚げ、味がしっかり染み込んでるのに衣はザクザクで、仕込みの丁寧さに舌が歓喜のつづみを」
「メシまで分析すんな！テメーの喋りで麻婆の味が落ちる！」
『(要するに、冬美さんのご飯が気に入ったんだな爆豪)』
緑谷と爆豪がモリモリご飯を食べているのを見て、水無月も箸を手に取り 小さな口でご飯を食べ始めた
「そらそうだよ。お手伝いさんが腰やっちゃって引退してから、ずっと姉ちゃんが作ってたんだから」
水無月の隣に座っている夏雄の話に、緑谷は「なるほど」と言葉を落とした。なんとなく、この夕食会の妙な雰囲気が気に掛る様子だった
特に、エンデヴァーとこの夏雄という人の。
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りんご - やばすぎる、、、水無月ちゃんマジでわかんないよぉ！！！ひとつ前の話でめっちゃドキドキしてたのに急に不穏、、。更新待ってます切実に！！！！ (2月3日 16時) (
レス) @page50 id: 74b2d2c40a (このIDを非表示/違反報告)
あめみや - …………え？ちょ、理解がぁぁぁ！！！追いつかないです…。楽しみすぎて大好きです！ (1月31日 18時) (レス) @page50 id: c175c601fa (このIDを非表示/違反報告)
みみ - ほんとに激アツ展開すぎて、、おもろすぎる笑笑続きが気になりすぎて毎日このページを開いてます！更新待ってます！ (1月30日 5時) (レス) id: d76e5356db (このIDを非表示/違反報告)
tr. - 驚きすぎて事実を受け止めきれない…読みながらどういうことだよ…！？ってなってしまった、流石に続きが気になりますよこれは…！！ (1月28日 18時) (レス) @page50 id: f75fa0a2e7 (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - 一体どういう事なんだ！？！？続きが気になりすぎます､､､！！！ (1月28日 5時) (レス) @page50 id: 3d02d57991 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：綾林檎 | 作成日時：2023年9月9日 0時
