第761話 ページ19
「忙しい中お越し下さって ありがとうございます！」
立派な日本家屋。さすがは現NO.1ヒーロー エンデヴァーの家である。玄関に入って真っ先に出迎えてくれたのは、轟焦凍の姉 冬美
「初めまして、焦凍がお世話になっております！突然ごめんねぇ、今日は私のわがまま聞いてもらっちゃって」
とても穏やかで優しそうな女性で、基本 無愛想な轟焦凍とは対照的で、とても愛想が良くホワホワした雰囲気の人だ
緑谷は分かりやすく緊張しながら部屋の奥へと歩みを進める
「夏兄も来てるんだな、靴があった」
「家族で焦凍達の話を聞きたくて」
「･･･そっか」
轟は、どこか照れくさそうに視線を逸らした
「あ･･･そういや、見慣れない靴がもう一つあったけど･･･他に誰か来てるのか？」
「あぁ！あれはね」
冬美はザッと食卓のある部屋の襖を開ける。
「あっ！焦凍くんにエンデヴァーさん、おかえり〜」
「「「「････」」」」
当たり前のように焦凍の兄 夏雄の隣に座っているオリオンに、エンデヴァーを始め 緑谷･轟･爆豪も固まった
「貴様なぜここにいる！！」
ボゥッ！！と髭と目元から噴き出した炎は、エンデヴァーの心を現しているようだ
「いやぁー冬美さんから、今日 エンデヴァーさん
「来るな！！」
「オリオン･･･水無月さんに怒られますよ」
恐る恐る言った緑谷の言葉に、オリオンはケラケラ笑う
「大丈夫大丈夫！アイツ今日はずっと神奈川の方に行ってたから、今日はそのまま雄英の寮に帰ってるだrrrrrぉ──うッ！！」
スマホを片手に持った轟と、未だ憤慨するエンデヴァーの間を素早く通り抜けた1つの影。それは目にも止まらぬ速さで、オリオンの右頬に蹴りを入れた
『貴様、こんな所で何をしてる』
当然、水無月だ。
「A･･･なぜここにっ」
『甘いな。貴様にはGPSをつけてある。すぐサボるからな』
「こわっ」
敵顔負けの凄まじい殺気と背筋も凍る冷気を纏った水無月。その手にあるスマホ画面には、静岡県の地図と現在位置のマークが的確に印されていた
「いや、だ、だからって人様の家に勝手に上がるのは･･･」
「あ、俺が良いって言いました」
轟が掲げたスマホ画面には、数秒前までやりとりをしていた水無月とのトーク画面が開かれていた
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りんご - やばすぎる、、、水無月ちゃんマジでわかんないよぉ！！！ひとつ前の話でめっちゃドキドキしてたのに急に不穏、、。更新待ってます切実に！！！！ (2月3日 16時) (
レス) @page50 id: 74b2d2c40a (このIDを非表示/違反報告)
あめみや - …………え？ちょ、理解がぁぁぁ！！！追いつかないです…。楽しみすぎて大好きです！ (1月31日 18時) (レス) @page50 id: c175c601fa (このIDを非表示/違反報告)
みみ - ほんとに激アツ展開すぎて、、おもろすぎる笑笑続きが気になりすぎて毎日このページを開いてます！更新待ってます！ (1月30日 5時) (レス) id: d76e5356db (このIDを非表示/違反報告)
tr. - 驚きすぎて事実を受け止めきれない…読みながらどういうことだよ…！？ってなってしまった、流石に続きが気になりますよこれは…！！ (1月28日 18時) (レス) @page50 id: f75fa0a2e7 (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - 一体どういう事なんだ！？！？続きが気になりすぎます､､､！！！ (1月28日 5時) (レス) @page50 id: 3d02d57991 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：綾林檎 | 作成日時：2023年9月9日 0時
