第757話 ページ15
「もう一つ言わせてもらえば」
エンデヴァーは当て逃げ犯人が逃げようとした右側の通路を親指で指した
「アクエリアス。あっちに
『え？あ･･･まあ、普通に大通りですので』
「そうか･･･！エンデヴァーは火炎放射で、水無月さんも水で威嚇して、逃走経路を絞りながら･･･！」
エンデヴァーは急に走り出した
『次の事件か･･･判断も行動が速いな』
「ここは任せて！」
エンデヴァーのサイドキックが緑谷達の背中を押した
「あの人が焦凍くん以外にモノ教えようとするなんてレアだから！」
『私達も次の現場行かないとな』
水無月は気怠げな様子で、溜息をつく。せっかくのインターン中であるにも関わらず、どこかやる気に欠けているような雰囲気だ
「ありがとうございます！！」
緑谷らはエンデヴァーを追い掛け、走り出した
『緑谷ー』
遠ざかる緑谷の背中に、水無月は声を掛けた
「！？」
スピードは落とさず、視線だけ向ける
『焦るなとは言わないが、呑まれるなよー』
眠たそうな顔で核心をついてきた水無月を見て、緑谷は(やっぱり、敵わないなぁ)と感じた
.
.
「先の九州ではホークスに役割分担してもらったが･･･本来ヒーローとは一人で何でも出来る存在でなければ ならないのだ
因みに、さっきのガラス敵の手下も 俺は気付いていたからな！」
「小っせェな」
(かっちゃん･･･！)
「バクゴー、何が出来ないかを知りたいと言ったな」
エンデヴァーも緑谷達も、走るスピードは どんどん上げている
「確かに良い移動速度、申し分無い。ルーキーとしてはな。しかし今まさに俺を追い越す事が出来ないどころか･･･同級生にすら追いつけなかったと知ったワケだ」
「冬は準備が！！！」
「間に合わなくても同じ言い訳をするのか！？」
エンデヴァーは、信号無視で突っ込んできたトラックが女性を轢く前に間に入り、車を止めた
「ここは授業の場ではない。間に合わなければ 落ちるのは成績じゃない、人の命だ」
「クソがッ、あんなクソ下水女 すぐに追い越したらァッ」
「ショート、バクゴー
とりあえず、貴様ら二人には同じ課題を与えよう」
「何で毎度 コイツとセットなんだよ」
「それが赫灼の習得に繋がるんだな？」
「溜めて放つ、力の凝縮だ」
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りんご - やばすぎる、、、水無月ちゃんマジでわかんないよぉ！！！ひとつ前の話でめっちゃドキドキしてたのに急に不穏、、。更新待ってます切実に！！！！ (2月3日 16時) (
レス) @page50 id: 74b2d2c40a (このIDを非表示/違反報告)
あめみや - …………え？ちょ、理解がぁぁぁ！！！追いつかないです…。楽しみすぎて大好きです！ (1月31日 18時) (レス) @page50 id: c175c601fa (このIDを非表示/違反報告)
みみ - ほんとに激アツ展開すぎて、、おもろすぎる笑笑続きが気になりすぎて毎日このページを開いてます！更新待ってます！ (1月30日 5時) (レス) id: d76e5356db (このIDを非表示/違反報告)
tr. - 驚きすぎて事実を受け止めきれない…読みながらどういうことだよ…！？ってなってしまった、流石に続きが気になりますよこれは…！！ (1月28日 18時) (レス) @page50 id: f75fa0a2e7 (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - 一体どういう事なんだ！？！？続きが気になりすぎます､､､！！！ (1月28日 5時) (レス) @page50 id: 3d02d57991 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：綾林檎 | 作成日時：2023年9月9日 0時
