第756話 ページ14
「当て逃げ犯確保！」
エンデヴァーのサイドキックが、当て逃げ犯の男を拘束した
「一足遅かったな」
到着した緑谷･爆豪･轟に目を向けるエンデヴァー
「冬はギア上げんのに時間かかんだよ･･････って！！」
エンデヴァーの隣にいた水無月に、爆豪は気付く
『へぇ、爆豪からそんな言い訳が飛び出すとは意外だな』
「っるせーなァ！なんっでテメェがここにいんだ！！」
「A？」
「水無月さん、何でここに･･････あ、そうか！犯人を追跡してたオリオン事務所のサイドキックって水無月さんの事だったのか」
『これから隣町の方で仕事がある。その移動中だったんだけど･･･たまたま当て逃げの現場に居合わせたから』
「俺のいる方へ上手く誘導したな」
『このあたりはエンデヴァーさんの管轄内ですので。交差点を曲がって東に行ったのを確認した所で、挟み撃ちにしようと思い 私は北へ進路変更しました』
「犯人の心理を巧みに動かし、人通りの少ない道に誘導してきたのも良い判断だ」
『どうも』
「やっぱり水無月さん、さすがだなぁ･･･」
「アクエリアスー！！！」
オリオン事務所のサイドキック達が追いついて来たらしい
「･･･爆豪、気付いてるか？」
「テメェが気付いて 俺が気付かねー事なんてねンだよ。何がだ言ってみろ」
(ちっ、小っせぇ･･･！)
轟と爆豪の会話を聞き、そう感じたものの口には出さなかったエンデヴァーのサイドキック
『小っさ』
普通に言葉にした水無月は、そのままその場を少し離れ オリオンのサイドキック達と共にエンデヴァーのもとへ。そして、今朝方 オリオンがそちらへ行き エンデヴァーの邪魔をしたのではないかと謝罪をした
「アイツ、ダッシュの度に足から炎を噴射してる。お前見てたか知らねェが、九州でやってた「ジェットバーン」。恐らくアレを圧縮して推進力にしてるんだ
(同じ"個性"を持つ身だからこそ わかる。あれ程の熱量まで持っていく速度と、それをコントロールする繊細さ)」
「俺の爆破のパクリだ。つーかてめー･･･今 気付いたんか。あのクソ下水女の使い方なんて、まさにそれだろが」
「ああ、全く遠回りをした」
『･･･』
何年も、左の炎を使わないでNO.1ヒーローになろうとしていた轟が、こうして一つ一つ知っては、悔やんで、受け入れて、プルスウルトラしていこうと努めているのが、見ているだけでも伝わってくる
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りんご - やばすぎる、、、水無月ちゃんマジでわかんないよぉ！！！ひとつ前の話でめっちゃドキドキしてたのに急に不穏、、。更新待ってます切実に！！！！ (2月3日 16時) (
レス) @page50 id: 74b2d2c40a (このIDを非表示/違反報告)
あめみや - …………え？ちょ、理解がぁぁぁ！！！追いつかないです…。楽しみすぎて大好きです！ (1月31日 18時) (レス) @page50 id: c175c601fa (このIDを非表示/違反報告)
みみ - ほんとに激アツ展開すぎて、、おもろすぎる笑笑続きが気になりすぎて毎日このページを開いてます！更新待ってます！ (1月30日 5時) (レス) id: d76e5356db (このIDを非表示/違反報告)
tr. - 驚きすぎて事実を受け止めきれない…読みながらどういうことだよ…！？ってなってしまった、流石に続きが気になりますよこれは…！！ (1月28日 18時) (レス) @page50 id: f75fa0a2e7 (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - 一体どういう事なんだ！？！？続きが気になりすぎます､､､！！！ (1月28日 5時) (レス) @page50 id: 3d02d57991 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：綾林檎 | 作成日時：2023年9月9日 0時
