第652話 ページ10
「俺拳！！」
鉄哲の鋼鉄のパンチによって、轟は氷の壁ごと吹っ飛ばされた
「鋼質化のおかげで多少凍ってようが
平気で動きやがる」
「氷効かねェのにブッパとか雑魚の動きだ」
「かっちゃん･･･」
『･･････』
水無月は、ただ黙ってモニターを見ていた
「氷の防御なんぞ正義の鉄拳でブチ破る！！」
「なら･･･！！」
FWOOM!!!
(炎の壁で！！！)
燃え盛る炎に、角取は「ouch!!」と場を離れる
「障子！角取 頼む」
「オウ」
轟は、再び正面に向き直った
(退いてくれ、一旦距離を──･･･)
·
「何で俺がテメェの相手してっか 分かってねェなァ！？
＿＿＿効かねェからだよ！」
体を赤く染めた鉄哲が炎から抜け出し、轟に掴みかかる
「"個性"伸ばしの一環よ！！テメェ、竈で暮らした事あるか！？」
[鉄哲！轟を捕らえて逃がさない！圧倒的な近接に範囲攻撃も出す暇なし！！]
『なんかブラド先生の実況、ちょっと偏ってないか？』
鉄哲は鋼鉄の拳で、轟を攻撃し続ける
「半冷半燃、俺には効かねェ！これが限界を超えて手に入れた俺の最鋼峰！！」
「っ」
「体の熱を限界まで引き上げろ!そして その限界を超えろ!!出来ぬハズがない!!やろうとしてないだけだ!!」
(･･･ちくしょう)
「このまま気ィ失うまでブン殴る！」
(なんで今、出てくんだよ)
「くそ」
轟は、左手を顔の前で構えた。
＿＿＿「あちっ！？」
鉄哲が反射的に轟から離れてしまう程、轟の火力は上がり始めた
(もっと、もっと上げろ、上げられる！己を燃やせ
なりたい俺に、なる為に！！！)
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七子(プロフ) - 初コメ失礼します、読み返しするほどこの小説大好きです！コメントのついでなんですが、16へシリーズになっていないのと691話と692話が非公開になっているかもしれません…ご確認お願いします🙇🏻♀️ (6月8日 1時) (
レス) id: 749c6d74de (このIDを非表示/違反報告)
綾林檎 - 愛さん» 嬉しいコメントをありがとうございます！とても励みになります。これからも、こちらの小説をよろしくお願いします。 (2023年3月25日 2時) (レス) @page48 id: ed59487077 (このIDを非表示/違反報告)
愛 - 林檎さんの書く小説はその世界に引き込まれるし、文章の並べ方とかも読みやすくて最高です！これからも頑張ってください‼︎ (2023年3月5日 23時) (レス) id: 1a3d2f7a81 (このIDを非表示/違反報告)
綾林檎 - 猫さん» 待っていて下さり、こちらこそ本当に嬉しいです。これからも不定期更新ですが、よろしくお願い致します。 (2023年3月5日 21時) (レス) @page37 id: ed59487077 (このIDを非表示/違反報告)
猫 - 久しぶりの新しい話！！超！！うれしいです。これからも頑張ってください！ (2023年2月15日 17時) (レス) @page28 id: e05d791220 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：綾林檎 | 作成日時：2022年12月6日 18時
