第648話 ページ6
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『ワン･フォー･オール初代の記憶を、夢で見た？』
「うん。そしてアレは･･･オール･フォー･ワンの記憶でもあったと思う。初代が奴に"個性"を与えられた所まで見たんだ」
『･････』
「あと記憶を見た後、初代が僕に色々話してくれたんだ」
『･･･ふぅん』
「ハッ･･･そんで"個性"が暴発したってか。成長してんのか後退してんのか わかんねェな！いつﾝなったらモノにすんだ？あ？テメーとやった時より強なってんぞ俺ァ」
『私ほどじゃないけどな』
「ンだとクソ下水女がァ！！」
「それは･･･焦る！」
緑谷は大きく頷いた
「何笑っとんだ！そういうのがマジでイラつくんだ、やめろクソが！！」
『煩い。隣でギャーギャー喚かないで』
「よし。じゃー次 行くぞ！第3セット 準備を！！」
その声に、A組からは轟 飯田 障子 尾白。B組からは鉄哲 角取 骨抜 回原が意気込んで立ち上がる
「おぉーい！水無月ィ！！」
『(またうるせーのが)』
先に移動を始めるB組の中から、鉄哲が大きな声で 手を振ってきた
「お前と戦えねぇのは不服だが見てろ！体育祭でお前と共闘した時より強くなってっからなー！！絶対ェ見てろよー！」
『･･･』
「無視すんなァー！！」
プリプリ怒る鉄哲を、骨抜が「ハイハイ」と肩を押して連れて行った
「･･･」
「どうしたんだい轟君？行くぞ」
「･･･ああ」
通り過ぎざまに 飯田は轟に声を掛けた。轟は最後尾を歩き出し、階段を降りようとした所で声を掛けられる
「轟」
それは、先程 試合を終えたばかりの常闇だった
「情けない姿を見せた。後は託したぞ」
「何で俺に？」
「ホークス、エンデヴァー。我々、先の戦いの英雄に師事を仰ぐ者故に、NO.1･NO.2の名を背負う責務」
「･･･ああ」
"先の戦い"･･･───それは先日、九州で起こった黒い脳無とエンデヴァーの戦いの事だ
俺から逃げるな。お前から逃げるな!
立て焦凍!柔なフリをするな!!
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七子(プロフ) - 初コメ失礼します、読み返しするほどこの小説大好きです！コメントのついでなんですが、16へシリーズになっていないのと691話と692話が非公開になっているかもしれません…ご確認お願いします🙇🏻♀️ (6月8日 1時) (
レス) id: 749c6d74de (このIDを非表示/違反報告)
綾林檎 - 愛さん» 嬉しいコメントをありがとうございます！とても励みになります。これからも、こちらの小説をよろしくお願いします。 (2023年3月25日 2時) (レス) @page48 id: ed59487077 (このIDを非表示/違反報告)
愛 - 林檎さんの書く小説はその世界に引き込まれるし、文章の並べ方とかも読みやすくて最高です！これからも頑張ってください‼︎ (2023年3月5日 23時) (レス) id: 1a3d2f7a81 (このIDを非表示/違反報告)
綾林檎 - 猫さん» 待っていて下さり、こちらこそ本当に嬉しいです。これからも不定期更新ですが、よろしくお願い致します。 (2023年3月5日 21時) (レス) @page37 id: ed59487077 (このIDを非表示/違反報告)
猫 - 久しぶりの新しい話！！超！！うれしいです。これからも頑張ってください！ (2023年2月15日 17時) (レス) @page28 id: e05d791220 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：綾林檎 | 作成日時：2022年12月6日 18時
