第654話 ページ12
「来てくれて助かった。尾白」
障子 VS 角取
こちらは、角取が障子に気を取られている隙に、尾白が背後から角取を取り押さえた
「Oh!The way you got me...So darn ordinary!」
「よし！俺が拘束し牢へ連れて行く！尾白は轟をサポ」
だがその瞬間＿＿＿障子と尾白の足元が柔化した。
「骨･･･しまっ･･･！！」
「角取、返してもらうよ。俺ね、意外と友達想い」
·
「どうした すットロいぜ轟ィイイァア！！あっちィイイイイイ！！！」
「お前も鈍くなってんぞ
(目眩がする。体が思うように動かせねェ･･･冷やそうにも、一旦 鉄哲退かせねェと！！)」
「っ！！」
轟は炎を宿した左手を強く握り締めた
＿＿＿「鉄哲 溶けちゃうよ」
「！？」
その声と同時に、轟の足下が柔化し 体ごと沈んだ。加えて、柔化によって建物の柱がグラリと倒れ、それが轟の頭に叩きつけられる
(ヤベェ！！熱と相まって──･･･意識が･･･！！)
「轟はこのまま固める」
"個性"を発動しようとした骨抜
＿＿＿の頭に、飯田の蹴りが叩き込まれる。
「あつっ！(轟くん！！気を失っているじゃないか！遅れてごめん！！)」
「てめっ･･･待っ･･･逃げんじゃねェ──！！」
鉄哲は叫ぶ
「慎め悪党！救助が先決！！」
兄からヒーロー名を受け継いだ飯田天哉。彼は、職場体験での過ちを二度と繰り返さないと心に決めた男だ。
(やっばトぶ･･･！一撃でコレかよ)
骨抜は薄れゆく意識の中、強く思った。
(飯田の後回し完璧ミスった･･･あー負けかコレ･･･悔しいとかは、あんま無い。負けたと思うだけだ)
(でも)
骨抜は最後の力を振り絞り、傍にあった柱に手をつけた
(自分のミスで友達が負けんのは、嫌だ！)
「鉄哲！！コレ押せ！！！」
「ああああああああ！！！」
ドドドドドドォォォオン･･･!!!!
[一気に4名ダウン！
おぉっと飯田 意識はあるが動けないかー！？地味に回原の暴れが効いたと見ている！！俺は！！いいぞ回原！お前がMVPだ回原！！]
「偏向実況やめろー！」
[ハーッハッハッハ！！]
『ブ ラ ド キ ン グ せ ん せ ー い ？』
「ひ、控えよう」
水無月は禍々しい殺気を放ち、鋭い眼光でブラドキングを突き刺した
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七子(プロフ) - 初コメ失礼します、読み返しするほどこの小説大好きです！コメントのついでなんですが、16へシリーズになっていないのと691話と692話が非公開になっているかもしれません…ご確認お願いします🙇🏻♀️ (6月8日 1時) (
レス) id: 749c6d74de (このIDを非表示/違反報告)
綾林檎 - 愛さん» 嬉しいコメントをありがとうございます！とても励みになります。これからも、こちらの小説をよろしくお願いします。 (2023年3月25日 2時) (レス) @page48 id: ed59487077 (このIDを非表示/違反報告)
愛 - 林檎さんの書く小説はその世界に引き込まれるし、文章の並べ方とかも読みやすくて最高です！これからも頑張ってください‼︎ (2023年3月5日 23時) (レス) id: 1a3d2f7a81 (このIDを非表示/違反報告)
綾林檎 - 猫さん» 待っていて下さり、こちらこそ本当に嬉しいです。これからも不定期更新ですが、よろしくお願い致します。 (2023年3月5日 21時) (レス) @page37 id: ed59487077 (このIDを非表示/違反報告)
猫 - 久しぶりの新しい話！！超！！うれしいです。これからも頑張ってください！ (2023年2月15日 17時) (レス) @page28 id: e05d791220 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：綾林檎 | 作成日時：2022年12月6日 18時
