第658話 ページ16
結果から言うと
勝ったのは爆豪率いるA組チームだった。
驚くべき事は、爆豪勝己の変化。
「協調性皆無の暴君だったろ!?丸くなったどころじゃないぞ!」
爆豪が独断先行して他がそのフォロー。そこに生じる僅かなラグ、その小さな隙をネチネチ拡げて崩壊させるハズだったのに!
「アンタ変わりすぎなんだよ!!」
「変わってねェよ。昔も今も俺の目標は───」
.
.
「必要以上の損壊も出さず、捕捉からの確保も迅速。機動力･戦闘力に優れた爆豪を軸に3人共よく合わせた」
「過去のデータと戦闘力の差を考えた堅実な手法だった！が！！固めすぎて骨抜のような柔軟さに欠けた！」
相澤からはグッとサイン、ブラドキングからは悔しみに満ちたコメントを頂いた。
「かっちゃん！オメーやりゃできるのなァ！耳郎完全にヒロインだったわ！」
「ウチ、ヒーローだし」
「不良が子猫拾った感じだよなー」
「アァ！？」
クラスメイトに褒められる爆豪の前に、オールマイトが立つ
「震えたよ！」
「･･････風邪でもひいてんじゃねーの」
そう言って通り過ぎた爆豪に、今度は緑谷が近寄る
「かっちゃん！」
「どけカス！」
「進行方向上にいないけど･･･！！」
「･･･俺ァ進んでんぞ」
「うん、凄かった！」
「ケッ！てめーにゃ追いつけねえ速度でだ」
「超えるよ！」
「うるせえな！ンな事言いに来たんか！テメーには絶対超えられねぇよボケゴミカスが！！」
そんな捨て台詞を吐いた爆豪の背中を、緑谷は真っ直ぐ見つめる
「見ててよ」
「さァ！次はいよいよ最終だ！！」
ブラドキングの声に、一同の注目が集まる
「この最終試合、B組チームには予定通り心操が、そしてA組チームには急遽参加の水無月が加わる事となった！」
「「おぉ〜！！」」
麗日、芦戸、峰田の目が輝く
「水無月参戦かぁ！こりゃ頼もし過ぎる！」
「でも水無月、手術終わって間もないのに大丈夫？」
『本調子ではないけど、問題はない』
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七子(プロフ) - 初コメ失礼します、読み返しするほどこの小説大好きです！コメントのついでなんですが、16へシリーズになっていないのと691話と692話が非公開になっているかもしれません…ご確認お願いします🙇🏻♀️ (6月8日 1時) (
レス) id: 749c6d74de (このIDを非表示/違反報告)
綾林檎 - 愛さん» 嬉しいコメントをありがとうございます！とても励みになります。これからも、こちらの小説をよろしくお願いします。 (2023年3月25日 2時) (レス) @page48 id: ed59487077 (このIDを非表示/違反報告)
愛 - 林檎さんの書く小説はその世界に引き込まれるし、文章の並べ方とかも読みやすくて最高です！これからも頑張ってください‼︎ (2023年3月5日 23時) (レス) id: 1a3d2f7a81 (このIDを非表示/違反報告)
綾林檎 - 猫さん» 待っていて下さり、こちらこそ本当に嬉しいです。これからも不定期更新ですが、よろしくお願い致します。 (2023年3月5日 21時) (レス) @page37 id: ed59487077 (このIDを非表示/違反報告)
猫 - 久しぶりの新しい話！！超！！うれしいです。これからも頑張ってください！ (2023年2月15日 17時) (レス) @page28 id: e05d791220 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：綾林檎 | 作成日時：2022年12月6日 18時
