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水無月と相澤のやり取りに、天喰は若干 引く
「ホントに怖い子。同じクラスじゃなくて良か」
『天喰先輩』
「ハイッ」
かなり小さい声で呟いたから、聞こえてないと信じたい天喰
『ちゃんと役に立つ物、食べてきました？』
「え？あ、まあ･･･一応」
『そうですか、天喰先輩がいれば鬼に金棒ですね』
「え何々 急に･･･怖いんだけど」
『天喰先輩は とっても強いですから、仮免許 取り立ての小童共なんて･･･片手で捻れますよねっ！』
「いや、さすがにそれは･･･『環先輩』ハイ」
水無月は、天使のような頬笑みを浮かべる
「ヒッ」
だが彼には しっかり見えていた
『もしヒーロー共を一人も倒せず負けてしまった･･･なぁんて事があったら──･･･
アンタの体ちぎって料理してやる』(超低音+ドス声)
天使の仮面の下から覗く＿＿＿恐ろしい悪魔の顔を
·
だが天喰環は まだ知らない
現状、水無月と同じくらい怒らせてはいけない男が、未だに自分の腰に跨がったままでいる事を
·
·
───
─
「あっちも終わったみてえだな」
グラウンドβに鳴り響いた、訓練終了のアナウンス
そのアナウンスで、河川敷の騒ぎも一旦 止んだ。そこへ飯田が駆け寄ってくる
「緑谷君達も無事
その飯田の指示に各々 返事を返す。そして轟は、凍らせていた水無月の手を"左"で溶かした
「A、手は痛くね･･････ぇか･･･？」
轟は話途中で声を萎ませた。何やら水無月が小さな声でブツブツ何かを言ってるのだ
『負けた･･･？私は ともかく波動先輩と環先輩まで？特に環先輩が戦闘で？･･････チッ、またヘボメンタルが出たか 』
「声低っ」
「切歯扼腕」
「轟 良いのか？あんなのと一緒になったら一生尻に敷かれるぞ！？」
「峰田ちゃん失礼よ」
「けど轟なら、水無月とも対等に戦えそうだけどな」
「？」
轟はキョトンと首を傾げた
「･･･みんな、何の話してんだ？」
·
何はともあれ敵は制圧。訓練は無事 終了し＿＿＿
·
「まだだ！！」
「え？」
目の前で怒鳴った爆豪の一言に、天喰環は目を丸くした
「テメェ、さっき手抜いたな？」
「いや、あれは君の顔が「ナメたマネしてんじゃねえ！！」」
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綾林檎 - つゆりさん» 嬉しいコメントをありがとうございます！続編でも、どうぞよろしくお願い致します (2022年12月6日 19時) (
レス) id: ed59487077 (このIDを非表示/違反報告)
綾林檎 - 瑠璃さん» コメントありがとうございます！良いコンビですよね (2022年12月6日 19時) (レス) id: ed59487077 (このIDを非表示/違反報告)
綾林檎 - 脳筋(笑)さん» コメントありがとうございます！続編でもよろしくお願い致します (2022年12月6日 19時) (レス) id: ed59487077 (このIDを非表示/違反報告)
つゆり(プロフ) - 更新ありがとうございます！初期づきちゃんと初期ろきくんのくだり面白かったです！続編でも強くて可愛い水無月ちゃんを応援させていただきます！！！ (2022年12月1日 18時) (レス) @page50 id: 15b7003481 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいてます！水無月ちゃんと天喰先輩の組み合わせ大好きです！！ (2022年11月29日 22時) (レス) @page39 id: 995eaca907 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：綾林檎 | 作成日時：2022年9月6日 0時
