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＿＿＿同時刻。
「ゲームオーバーだァ！！」
「ヒィッ！！」
鬼の形相で迫って来た爆豪に 天喰はビビり倒し、そのまま天喰は爆豪により地面に押さえ付けられる
「すげえぜ爆豪！」
「あの天喰先輩を･･･！」
爆豪に対し 尊敬の眼差しを向けていた緑谷のスマホが鳴る。急いで出ると、電話口からは飯田の声が聞こえた
«緑谷君！そっちの状況は？敵はどうなった？»
「波動先輩も天喰先輩も確保しました！そっちは大丈夫？」
«あぁ！こちらも水無月君を無事確保した»
「すごいや！さすがだね！！」
「と、いうことは･･･」
「訓練クリアですわ！」
「うん！」
「「やったぁー！」」
安堵感に包まれる中、緑谷はある事に気付いた
「飯田君･･･なんか そっち騒がしくない？大丈夫？」
«ああ･･･峰田君が暴れてるだけだ。心配無用！»
「え、敵の水無月さんじゃなく！！？」
«すぐ全員でそっちに向かうから、皆は待機しててくれ！»
「わ、わかった！」
電話が切れると、緑谷はふと考える
(峰田君･･･どうしたんだろ)
微かに聞こえただけでも、かなり怒ってるみたいだったけど･･･何があったんだろう？
そのアナウンスが流れた途端、天喰は急激に体温が下がり 顔色を悪くした
(どうしよう･･･どうしようどうしよう！負けた、負けてしまったどうしよう･･･水無月さんに･･･水無月さんに殺されるっ！！)
両手で顔を覆う天喰。子羊のように震える彼は、自身から一切退こうとしない後輩 爆豪勝己を不思議に思わない程、"別の何か"に怯えていた
·
·
【遡る事＿＿＿訓練開始の5分前】
『え？私が敵役？』
複雑そうな顔をする水無月に、相澤は頷いた
「お前が参加したらすぐ解決しちまうからな」
『うー･･･ん』
相澤は ふと時間を見る
「おっと もう訓練が始まる･･･水無月、四の五の言ってないでホラ さっさとゼッケン着ろ」
『･････ま、別に良いですけど。
とりあえず、クラスの連中を漏れなく全員潰せば良いんですね』
「そうだ」
「アッハハ物騒〜」
「自分のクラスメイトなのに容赦ないね」
『親だろうがクラスメイトだろうが関係ありません。敵と味方に分かれ、勝敗が決められるのであれば 絶対に勝つ。それだけです』
静かに燃えたぎる闘志に、天喰は若干 引いていた
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綾林檎 - つゆりさん» 嬉しいコメントをありがとうございます！続編でも、どうぞよろしくお願い致します (2022年12月6日 19時) (
レス) id: ed59487077 (このIDを非表示/違反報告)
綾林檎 - 瑠璃さん» コメントありがとうございます！良いコンビですよね (2022年12月6日 19時) (レス) id: ed59487077 (このIDを非表示/違反報告)
綾林檎 - 脳筋(笑)さん» コメントありがとうございます！続編でもよろしくお願い致します (2022年12月6日 19時) (レス) id: ed59487077 (このIDを非表示/違反報告)
つゆり(プロフ) - 更新ありがとうございます！初期づきちゃんと初期ろきくんのくだり面白かったです！続編でも強くて可愛い水無月ちゃんを応援させていただきます！！！ (2022年12月1日 18時) (レス) @page50 id: 15b7003481 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいてます！水無月ちゃんと天喰先輩の組み合わせ大好きです！！ (2022年11月29日 22時) (レス) @page39 id: 995eaca907 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：綾林檎 | 作成日時：2022年9月6日 0時
