第193話 ページ6
水無月は聞いた。
ワンフォーオールという力の話を
それは、我らがオールマイトの"個性"であり、既にその力は、この春 緑谷出久に譲渡した事を。
そこまで説明された所で、本題に入っていく。
ワンフォーオールとは[他者から"個性"を『奪い』、己がものとし･･･そしてソレを他者に『与える』]"個性"
その成り立ちは、
当時は、"個性"というものの発現により、突如として
そんな時代の中、人々をまとめあげた"オールフォーワン"という悪の支配者。彼は人々に力を与える事で信頼･･･あるいは屈服させたという。
「ただ与えられた人の中には、その負荷に耐えられず。物言わぬ人形のようになってしまう者も多かったそうだ」
『へぇ･･････それはまるで、あのUSJに現れた』
「そう。ちょうど あの"脳無"のように･･･ね」
「水無月さん、理解 速･･！」
オールマイトは、話を続けた。
オールフォーワンには、ひ弱だったが正義感の強い弟がおり、彼は その弟に"力をストックする"という個性を無理矢理与えた。
緑谷「･･･まさか！」
その弟には、ある"個性"が宿っていたのだ。
"個性"を与える「だけ」という、意味の無い"個性"が！！
「力をストックする"個性"と、与える"個性"が混ざり合った！これが、ワン·フォー·オールのオリジンさ」
緑谷は、酷く衝撃を受けた顔をした。
「あの、えっと･･･成り立ちは、よく分かりました。たけど、なんでそんな大昔の話の悪人の話を今･･･」
『･･･生きてるんじゃない？その男』
「え！？超常黎明期の人が！！？」
『"個性"を奪えるなら なんでもできる
歳をとらない"個性"、成長を止める"個性"、若返る"個性"とか。超常社会だしな』
オールマイトは、あまりに察しの良い水無月に驚いた
「その通りだ･･･！その男は生き続けた」
「(やっぱり頭良いんだなぁ･･)」
そして、オールフォーワンに敗北を喫した その弟は、後世に託す事にした。今は適わずとも･･･少しずつ その力を培って･･･───
いつか奴を止めうる力となってくれ･･･と
「そして私の代で遂に奴を討ち取った！！
･･･──ハズだったのだが、奴は生き延び、"敵連合"のブレーンとして再び動きだしている」
『･････････へぇ』
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綾林檎 - エルスさん» 光栄過ぎるお言葉、ありがとうございます！！本当に嬉しいです！ありがとうございます！！ (2021年7月13日 21時) (
レス) id: 2125adda19 (このIDを非表示/違反報告)
エルス(プロフ) - 更新きた！ありがとうございます！物間とのペアが最高や！音本さんの個性もすごい！水無月ちゃんが個性のこと話すと悲しくて泣いた！！いつも頑張ったなぁ水無月は。こんな素敵なキャラクターと作品を書いてありがとうございます！待ってます！頑張ってください！！ (2021年7月12日 3時) (レス) id: ac1370201a (このIDを非表示/違反報告)
綾林檎 - 荊都さん» 水無月ちゃんとの相性に注目です！笑 コメントありがとうございます！！ (2021年7月11日 0時) (レス) id: 2125adda19 (このIDを非表示/違反報告)
綾林檎 - エルスさん» ありがとうございます！！そう言って頂けて嬉しい限りです！！ (2021年7月10日 23時) (レス) id: 2125adda19 (このIDを非表示/違反報告)
綾林檎 - リノさん» 光栄過ぎるお言葉、嬉しいです！頑張りますね、ありがとうございます！！ (2021年7月10日 23時) (レス) id: 2125adda19 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：綾林檎 | 作成日時：2021年6月20日 3時
