第234話 ページ47
「──･･･とまあ、そんなことがあって敵の動きを警戒し、例年使わせて頂いてる合宿先を急遽キャンセル
行き先は当日まで明かさない運びとなった」
「「「え──！！」」」
休日明けの朝のHR
担任 相澤より、先日 緑谷がショッピングモールで死柄木弔と遭遇した事と。それにより 林間合宿の行き先が変更された事を告げられた
「もう親に言っちゃってるよ」
学校側の決定に、瀬呂は どこか不安げに呟いた。
「
「合宿自体をキャンセルしねえの英断すぎんだろ！」
「テメェ」
そんな中、爆豪は後ろの緑谷に顔も向けずに言葉を投げた
「骨折してでも殺しとけよ」
「っ」
言葉に詰まる緑谷を他所に、葉隠が抗議する
「ちょっと爆豪！緑谷がどんな状況だったか聞いてなかった！？そもそも公共の場で"個性"は原則禁止だし」
「知るか。とりあえず骨が折れろ」
「･･･かっちゃん」
───
─
HR終了後、相澤が教室を出ていくと、緑谷は肩をつつかれたのを感じ取り、後ろを振り返った
「水無月さん、どうしたの？」
『････』
水無月は 頬杖をつき、緑谷と目を合わせる
『さっき･･･相澤先生の話で、死柄木と一緒に妙な黒ずくめの奴もいたって話あったじゃない･･･悪魔みたいな、羽根生やした』
「うん」
『･･･それ、どんな奴だったの？』
「どんなって言われても･･･顔もフードで隠してたし、よくわからないんだ」
『･･･そう』
「声も小さくて聞こえなかったし･･････あ、でも警察の人が、特徴からして 1.2年ほど姿をくらましていた[マスティマ]っていう敵なんじゃないかって」
緑谷は、塚内から聞いたマスティマの情報を思い出す
「マスティマは･･･──年齢、性別、細かな個人情報が一切割れてない 正体不明の敵で
通称:同志潰しのマスティマって呼ばれるみたい」
峰田「同志潰し？どういう事だよ」
水無月の肩に手を置いて、彼女の肩口から顔を出した峰田と、それを邪険な目で睨む水無月
「それが･･･マスティマの被害にあったのは、殆どが敵組織らしいんだ。それが無差別なのか、ヒーロー殺しみたいに思想あっての犯行なのかは わかってないんだけど」
峰田「おっかねェ･･･！！」
『お前はいい加減離れろ』
＿＿ゴスッ
峰田の顔面に拳を叩き込んだ水無月だった
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綾林檎 - エルスさん» 光栄過ぎるお言葉、ありがとうございます！！本当に嬉しいです！ありがとうございます！！ (2021年7月13日 21時) (
レス) id: 2125adda19 (このIDを非表示/違反報告)
エルス(プロフ) - 更新きた！ありがとうございます！物間とのペアが最高や！音本さんの個性もすごい！水無月ちゃんが個性のこと話すと悲しくて泣いた！！いつも頑張ったなぁ水無月は。こんな素敵なキャラクターと作品を書いてありがとうございます！待ってます！頑張ってください！！ (2021年7月12日 3時) (レス) id: ac1370201a (このIDを非表示/違反報告)
綾林檎 - 荊都さん» 水無月ちゃんとの相性に注目です！笑 コメントありがとうございます！！ (2021年7月11日 0時) (レス) id: 2125adda19 (このIDを非表示/違反報告)
綾林檎 - エルスさん» ありがとうございます！！そう言って頂けて嬉しい限りです！！ (2021年7月10日 23時) (レス) id: 2125adda19 (このIDを非表示/違反報告)
綾林檎 - リノさん» 光栄過ぎるお言葉、嬉しいです！頑張りますね、ありがとうございます！！ (2021年7月10日 23時) (レス) id: 2125adda19 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：綾林檎 | 作成日時：2021年6月20日 3時
