第72話 ページ27
峰田「･･･あ、危なったぜ。やっぱオイラ･･･今日、水無月に殺されるかも･･･」
蛙吹「さすがにカエルの私でも、あの技は耐えられないわ」
[おやおや！？B組は3チームほど崩されてるぞ！！
同じクラスで水無月の攻撃を予期できたA組は、ギリギリ避けている！しかしさすが推薦入学者！マジで水とは思えねえ威力だな！！]
「み、ミッドナイト･･･今のはレッドカードでは･･･」
ルールでは、悪質な崩し目的の攻撃はレッドカードだったはず。
「今の水無月さんの攻撃は、自分達のハチマキを狙う チームを一気に敬遠させる為の攻撃なので問題ナシです！」
「イインダ！！」
今の攻撃で、水無月チームを狙っていたチームは完全に戦意喪失状態となり、水無月達は 緑谷と轟が戦う場へと急いだ。
「かー･･･お前やべぇな。地面エグれてるぞ」
「すごい威力でしたね」
「チビりそうになったぞ」
『･･････ふん、ハイエナの分際で 私の邪魔をするからよ。ハイエナの分際で』
「「2回言うな」」
『･･･････塩崎』
「･･･え？あ、はい！」
『ナイスアシストだった』
「･･･えっ」
『･･･？
"個性"で足場を固定させていただろう？』
「は、はい！」
「意外と人の事見えてるんだな･･･」
Aは、骨抜の失礼なセリフを聞き流し
鋭い目付きで、眼前の氷の壁を見上げた
この壁の向こうで、緑谷と轟が戦っている
「オイ水無月？どうした！！」
「時間ないぞ」
「水無月さん、何かあったのですか？」
『･･････』
前に賭けをしたよな
"お前、俺が1位になる為のサポートをしろ"
『････････フンッ。関係ないね』
「皆。残り2分弱･･･この後、俺は使えなくなる。」
「飯田？」
「･･･───絶対
トルクオーバー!レシプロバースト!!
それは、一瞬の出来事。
緑谷チームのハチマキは、轟の手の中に
「言ったろ。緑谷くん」
「君に挑戦すると！！」
[逆転！！轟が1000万！！そして緑谷
緑谷「突っ込んで！！」
常闇「上鳴がいる以上 攻めでは不利だ！他のPを狙いに行く方が堅実では「ダメだ！！！」」
「Pの散り方を把握できてない！ここしかない！！」
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作者名：綾林檎 | 作成日時：2021年2月3日 20時
