「俺たちのヒーローアカデミア」2 (ページ26)

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第71話ページ26

爆豪チームvs物間チーム

「怒らないでね。煽ったのは君だろ？ホラ･･･宣誓でなんて言ってたっけ････──恥ずかしいやつ･･･えー･･･

まぁいいやっおつかれ！」

「───ッ！！！」

ギリィッ

"俺が1位になる"

「1位だ･･･ただの1位じゃねえ。俺がとるのは───完膚無きまでの1位だ･･･！！」

[残り時間約2分！！轟、フィールドを緑谷とのサシ仕様にし･･･あっちゅー間に1000万奪取！！！]

緑谷チームvs轟チーム

[とか思ってたよ5分前までは！！緑谷なんと、この狭い氷に覆われた空間を、5分！逃げ切っている！！]

そして──･･･。

「水無月急ぐぞ！！時間がねえ！」

『･･･ﾁｯ』

Aは頭と首を守りつつ、避け、轟と緑谷の元へ急いだ

だが正直、タイムアップが差し迫る状況

緑谷に次ぐP数を持つ水無月チームは、多数のチームに狙われ、追い回され

緑谷(1000万)に辿り着く所ではなかった。

『チョロチョロチョロチョロ･･･煩わしい。この虫けら共がッ･･･』

刻々と迫るタイムアップ、未だ奪取できていない1000万P、群がるハエ共

この状況に、苛立ちを隠せずにいた

『ッ鉄哲！！！』

「おう！」

『頭下げてろ』

「は？･･･──ぐおっ？！」

Aは片足で鉄哲の頭を踏んで下げさせると

息をつく暇もなく、後方のハエ共に向けて

弓を引くようなモーションを取った

『塩崎！骨抜！足踏ん張っとけ！！！』

「えっはい！」

塩崎は咄嗟に"個性"を使って、自分と骨抜の足を地面に固定させた

Aの行動に、A組の面々の顔が引きつった

耳郎「や、やば･･･！」

砂藤「水無月のやつ、まさか」

葉隠「Aチャン！！た、タンマ！タンマァ！」

聞く耳もたん。

『ウォーターアロー！！！』

･･･───ドカァァァン！！

「「「･････････」」」

その爆発的な攻撃音に会場は、呆然と静まり返る

土煙がおさまると、そこには悲惨な光景が広がっていた

[やぁっちまいやがったァァァ！！

水無月！敵を一気に片付ける為に、ドでけぇ技出してきやがったぁ！オイオイ大丈夫かー！？]