第59話 ページ14
「燃える女」
─────
[序盤の展開から誰が予想出来た！？
今一番にスタジアムへ かえってきた その男──･･･
緑谷出久の存在を!!!
ワァァアアアアアア！！！
スタジアムは大きな歓声に包まれた
[さぁ続々とゴールインだ！2位に轟焦凍！3位に水無月A！！4位は爆豪勝己ィ──！！]
「デクくんすごいねぇ！」
「この"個性"出遅れをとるとは･･･やはりまだまだだ僕･･･俺は！！」
「麗日さん、飯田くん！」
「一位すごいね！悔しいよ ちくしょー！」
「いやぁ･･･(また近い！
でも、運が良かっただけだ！
使えそうと思ったものが、たまたま使えただけだ
すごいのは僕の運だ。ラッキーパンチだ
本当の実力を試されるのはここから──！！)」
その頃、Aは───。
『はァ･･･はァ･･･───･･はァ･･･』
「水無月さん！」「水無月様ー！！」
いつものファン達に囲まれていた。
「3位なんて凄いですね！さすが水無月さ──」
＿＿ボォッ！
「んんんんッ！？」
突如、全身から炎を発生させたAに ファン達は腰を抜かす
「み、み、み、み･･･水無月･･･さん･･･？」
『あのそばかす癖毛野郎･･･
･･････よくも兄さんが見てる前で恥を…ッ』
Aは、和気あいあいと話している緑谷を殺すような目つきで睨み、メラメラと復讐の炎を燃やしていた。そして
『五体満足で体育祭を終えれると思うなよ･･･』
地を這うようなドスの効いた声だった。
「「「ひ、ヒィイイイイ」」」
「！？」
「？･･････どしたん？デクくん」
「いや、今ものすごい寒気が･･･」
「汗が冷えた？」
「違うと思う･･･」
緑谷が周囲を見回したところで、ミッドナイトのアナウンスが入った。
「ようやく終了ね。それじゃあ結果をご覧なさい！」
1.緑谷出久
2.轟焦凍
3.水無月A
4.爆豪勝己
5.塩崎茨
6.骨抜柔造
7.飯田天哉
8.常闇踏陰
9.瀬呂範太
10.切島鋭児郎
11.鉄哲徹鐵
12.尾白猿尾
13.蛙吹梅雨
14.障子目蔵
·
·
·
41.発目明
42.青山優雅
「以上が予選通過した上位42名！さァ次からいよいよ本選よ！
早速 第二種目の発表！！」
ドゥルルルルル
「何かしら？何かしらぁ〜･･･？
言ってるそばから、コレよ！！！」
バ──ン！！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 683人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：綾林檎 | 作成日時：2021年2月3日 20時
