通路 ページ17
その通路は真っ暗で長かった。
ふと先を見ると
少し離れているけど私の前の子だった男の子が頭に手を組んでのんびりと歩いていた。
まぁ、話しかける様もないし勇気もないからなにも話しかけないが。
私はまだバクバクいっている心臓をとめるため目を瞑りながら深呼吸を繰り返しながら歩いた。
それを数十秒間繰り返しそっと目を開けると
『ひぃゃぁん……!!!』
何故か目の前にあの男の子がいた。
私はびっくりした拍子に足を滑らせてしまい後ろにひっくり返った。
ﾄﾞﾃｰｰﾝ
『いったぁ………ぃ……』
背中と頭を思いっきり床に打ち付けたのでもの凄く痛い……
反射的に目を閉じてしまったがもう一度目を開いて前を見るのと同時に……
男の子の口から……
「パンツ見えてるよ」
……………
『え……?パ…ンツ………？』
その場にどうしようもない静寂が訪れる。
やがて……
『ひぅぃゃあぁぁぁぁぁぁぁっ!!!』
電光石火並の速さで私はスカートを押さえてお姉さん座りになった。
目の前の男の子はにこにこ微笑んでいる。
「薄水色かぁ〜〜!」
『言わないでっ!!?!?』
ｸｩｩｰｰｯ 恥ずかしいっ
私の顔は確認をするまででもなく真っ赤だろう。
因みに何故パンツが見えたのかは私の”体制”に秘密がある。
転んだ時の私の体制は膝を折り曲げて上にあげていた……つまり
土下座を表にひっくり返したような体制をしていたのだ。
そのせいで立って上から見下していた前の男の子にスカートの中は丸見え。
あぁ最悪!!
『……っていうか何故私の前に居たのですかっ!!』
それが一番の疑問。前に来てもらわなければ何も普通に歩けたのに!!
座ったままだから上を睨むように見上げて問う。
「えーっとねー」
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーナンバー
8
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 83人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
羽留 - わわわ、もう更新なされないなんてつらいです…。お疲れ様でした！ (2018年11月17日 23時) (
レス) id: 9baab70cb8 (このIDを非表示/違反報告)
まめ空 - すごくいい作品ですね！！すごく面白い(*^o^*)更新楽しみに待ってますっ！頑張って下さい (2017年5月13日 19時) (レス) id: 7cba89f18f (このIDを非表示/違反報告)
しおらん(プロフ) - 凄く面白いです！エロもいいですね！更新再開楽しみです！ (2017年4月28日 17時) (レス) id: 9724115a90 (このIDを非表示/違反報告)
*柚璃* - 溜紫映月さん» ありがとうございます！リアアカやっぱ良いですよね！最新巻が待ち遠しい……!!リアアカGO早くみたいぃ!!……ｺﾎﾝ 更新頑張ります！ (2017年2月1日 1時) (レス) id: b5473cb104 (このIDを非表示/違反報告)
溜紫映月(プロフ) - テストお疲れ様です リアルアカウント僕も好きです！ 更新頑張ってください！ 応援してます！ (2017年1月31日 17時) (レス) id: 0a1fd60a7d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：*柚璃* | 作成日時：2016年10月27日 18時
