自称底辺歌い手の日常(？)

6.会議 ページ6

「あまおくん、何で私呼び出されたの。」

天月「2ヶ月後に僕とAでライブツアーします。」

「唐突過ぎない？今めっちゃビビったんだけど。」


あの通話から数日後、翔太に呼び出されたと思うとまさかの私と翔太のライブをするって言われて驚き。え、急過ぎない？


天月「僕とAのリスナーに「RiTOといい加減ライブしてください！！」って1年前からずっと言われてるんだよ！！」


あー、確かに私も1年ぐらい前からめっちゃ言われ始めたなぁ。こんなテレビとか出てるすげぇ奴とライブしていいものなのかな？


天月「で、ゲストだけど秘密です。」

「分からないと怖いんだけど！？」

天月「秘密です。」


うわー、うざいから翔太の髪の毛坊主にしたい←
でも何で秘密なんだろ。


「てかさ、会場何処もでかい所ばっかじゃん。」

天月「いい加減大きい会場でやれってりとなー言ってたじゃん。」

「まぁね〜…」


小さい会場は確かに来れないリスナーが圧倒的。でもあのリスナーとの距離感が近いのが好きなんだけどな〜…


天月「よし、一旦晩ご飯食べに行こっか。」

「えー、面倒臭い。」

天月「今日は人居るから強制！」

「え、ついにあまおママとあまおパパ！？」

天月「ほんと僕の親好きだよね。」

「甘やかしてくれるから好き。」

天月「でも違う。僕達と同じ歌い手さんだよ。」

「まじか。」


本当に誰だろ、全然分かんないや。


天月「ほら、行くよ！！」

「はいはーい。」

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