Cafeteria.

5 ページ6

(風雅side)





約10年前、





俺らは普通にジャニーズJrとして活動していた。


けど、ある日一瞬にしてそれが崩壊してん。





倉『Lil かんさいやで。』





大倉くんから伝えられたのはグループ結成のお知らせ。


初めてのグループやったからめちゃくちゃ嬉しかってん。





けど、、それを良く思わん人が多かった。





1年ぐらい暴力、暴言とかスタッフさんにイジメられて絶えれず全員で退所。


当時中学生とかやった俺らにはきつかった。


退所してからはあまり5人で集まることも無かった。


そのとき、俺はある1つの夢があってん。





『カフェを開きたい』





という夢。


また4人と仕事がしたくて、この話を持ち込むとみんな即OK。


高校のうちに必要な資格はみんなで取って、


高校を卒業してすぐ、それに取り掛かった。





初めは元ジャニーズJrってこともあって批判も多かった。





けど俺らが実力を磨いていくにつれてそういう人が減って、


今のような形になった。


もしこの状態でテレビに出ると、


また元ジャニーズJrってことを掘り返される気がして怖かった。


やから4人と話し合ってテレビの出演依頼が来ても断るっていうスタンスにしててん。


でも店をやる上で宣伝って大事。


やから、今回の出演を試しに受けてみることにした。





風「あっ、、名刺、、、、」





そういや決まったら電話してって言われてたわ。






ﾌﾟﾙﾙﾙﾙｯ、、、ﾌﾟﾙﾙﾙﾙｯ、、、






『もしもし？あっ、！もしかして今日のカフェの！』


風「はい、、出演の話なんですが、、」


『はい、、』


風「お受けいたします。」


『ありがとうございます、、！！また日程とかは折り返し連絡させて頂きます！』


風「はい。ありがとうございます。」





その後、また電話がかかってきて出演は1週間後。


あの懐かしいテレビ局に向かうことになった。

6→←4

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す