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散歩中。
家の近くの公園のベンチで休憩してると、
流星の足元にボールが転がってきた。
『？』
「？」
なんだろ、って前を転がってきたほうから
小さな男の子。
『僕の？』
男の子「うん！遊んでたら転がっちゃたの。」
『そっか。ん、どーぞ』
男の子「ありがとう、お兄ちゃん！」
『ふふ、えーよえーよ。』
男の子「ばいばい！」
流星に拾ってもらったボールを片手に
元気よく手を振る男の子に、優しく微笑みながら手を振る流星。
すると不意に、
『子どもって可愛えよなあ、』
『俺らの子どもってどんな子になるんかなあ』
って。
高校のときから知ってる流星の横顔。
大人になった今はかっこいいのはもちろんだけど、
将来をちゃんと考えてくれるんだなあって。
そう思いながら聞いてた。
．
これから先、
流星が考える未来にずっと私がいると良いな。
．
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作者名：+サヤ | 作成日時：2017年12月20日 1時
