【すとぷり】誰もわからないはずだった

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あ「どこから行きたい？」




『わかんないからおまかせで！』




あ「じゃあ王子様のところから！」




『王子様？』




あ「そっ！知らなくて当然なんだけど
この学校の生徒なら全員知ってる！！」




『へえ……』




あ「興味ない？そういうの」




『うん』




あ「ふーん……」




あ「まあとりあえず見てみなって！！」




『えぇ〜』




強引にありさに連れてこられた





……
『確かにイケメン！』




あ「でしょ！」




ありさの目が再び輝く




『うん！だけど興味ない！！』




あ「ちょっとwww」




これでしばらくは大丈夫









私はしっかりと.計画通り.に
通りすがる人に“あいさつ”をする




『こんにちは！』




これで私がこういうキャラってことを
植え付ける




でも…この人どこかで…




それよりなんでそんな顔をしてるの？




私は首をかしげる




その人は悲しそうな顔のまま、
首をかしげた私を見て目を背けた








あ「ちょっと！今の人！」




『どうした』




あ「王子様！！」




『そうなの！？』




私が思いきりぶつかった人物は
この学校の王子様…




そのあともありさに学校の案内をして
もらった

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