【名探偵コナン】別れようと思うんだけど

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コナン君や沖矢さんと談笑している内に会話が弾み例の小説。緋色の捜査官について3人で話し合っていた。次はこうなりそうとか、これからの展開について。

もうお昼も過ぎようとしていたところ
扉がガチャリと開き、新しい客が入ってきた。が、それはどうやら違い噂の ”安室さん”が帰ってきたらしい。



「安室さんおかえりなさい！おつかいありがとうございます。」




金髪に、あの青い目。私が見ていたのは硬いスーツにネクタイだったが、今はエプロンをしていた。別人のような雰囲気で一瞬戸惑ってしまったが、間違いない






「ありがとうございます梓さん。あ、そうだ小麦粉が切れそうだったので買い直して来ましたよ」




「ありがとうございます！あ、そうだ聞いてください！実は私の尊敬する人が今日たまたま来てくれて………って大丈夫ですか！？」






動揺でコーヒーをこぼしてしまった。私の服にはシミが広がったがそんなものは目に止まらず、一点………あの瞳だけを見てどうして？と思ってしまう。


安室透………？違う、そんな名前知らない。


相手も気づいたのか、目線は合致していた。
5年ぶり………久しぶりに姿を見た。もう5年の会いたかったは消えたが、そこにはあの頃の私が見たかった彼がいた。


しかし、視線を逸らしたのは私の方で




『すみません、うっかりこぼしちゃいました。』




と下手に会話を紡いだ。




もう苦笑いをするのも疲れてしまった。

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