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「えぇ!?私、先生のファンなんです!!こんな所で会えるなんて!」
女性の店員さん、梓さんはとても驚いた顔をしていた。私のファンという言葉には慣れなかったが、
どうやら尊敬されているようでちょっぴり恥ずかしい
『そんな、大したことないですよ。』
「そんなことないです!私、先生の出した本見てとっても勇気貰えましたから!」
えぇ!?あの本買ったの!!?やめてくれ恥ずかしい!
出版社から私のインタビュー本を出したいと言われるまま出したが、今になっては黒歴史。
佐藤がこの本を読んだ時にも
「これ誰?」と爆笑するくらいイメージが聖人化されていた。おのれ出版社
『そう言ってもらえて、嬉しいです。ありがとうございます』
「あ、あの!あとでサインをって!すみません!先にお好きな席へどうぞ!あぁ、こちらメニューです!」
『えっと、じゃあハムサンド3つとコーヒー3つで』
「はい!わかりました、少々お待ちください!」
きゃーと嬉しそうに梓さんはかけて行った。
とても賑やかな人で可愛らしいと思った、どうやらここの看板娘でアイドルなんだろうと見ていればわかる。なにせおじさんが多い。きっとこの店員さん目当てだ。あぁ、そういえば
『佐藤から聞いたんですけど、ここってもう一人、店員さんがいるんですか?』
「安室さんのこと?大人気だよねー」
『大人気?』
「主に女性の方にですけど」
確かに店内を見渡すとおじさんだけではなくJKも数いた。なるほど、あいつがチェックするくらいイケメンなのかと1人納得していた。
そうこうしているうちに例のハムサンドとコーヒーがテーブルに並べられた。
実食してみたがすごく美味しい。コーヒーも中々。
佐藤やばいぞこれ。食ってみな?飛ぶぞ。
『美味しい………』
「ありがとうございます!うち自慢のメニューですから!」
『梓さんがお作りに?』
「ひゃっ、名前呼ばれちゃった………いいえ、私はメニューどおりに作っただけなんです。安室さんが考案したのできっと安室さんの方が美味しく作れると思います」
「梓ちゃんのハムサンドも美味しいけど、やっぱあむぴかなー!」
「はいはい、安室さんもうすぐで帰ってくるから」
やったーと女子高生達は騒いでいた。
私はというと、
これほどの美味しい物をを考案する安室さんを是非一度見てみたいと思った。
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うさうさ(プロフ) - ミルねこさん» ありがとうございます。強い女性が私も大好きなので頑張ります。赤井さんってアメリカ人だからジョークも効いてんだろうなーと思ってますw作品を好きといってもらって嬉しいです。頑張ります (2021年9月15日 8時) (レス) id: dcd137dea5 (このIDを非表示/違反報告)
ミルねこ - 夢主ちゃんの正義感があって強いところが好きです!(赤井さんがちょっと変態?なところも、、)本当にこの作品が大大大好きです!応援してます、無理のない程度に頑張ってください。 (2021年9月14日 15時) (レス) id: 891cbd267a (このIDを非表示/違反報告)
うさうさ(プロフ) - 舞さん» 作者としての意見はどうしても無理なら地雷避けをおすすめします。無理してみない方が良いと思います。申し訳ないですが、設定を大幅に変えるつもりがはないですすみません…。 (2021年9月5日 11時) (レス) id: 83871a2a60 (このIDを非表示/違反報告)
舞(プロフ) - いえいえ、夢主と宮野明美が似ている所は強い女性で正義感を持っている所だけで顔は面影が重なっただけなのですね。面影なら大丈夫かな、、。多分、、、。 (2021年9月5日 10時) (レス) id: e826140184 (このIDを非表示/違反報告)
うさうさ(プロフ) - まなさん» そうですねきっと心の中では惚れてると思います。ご意見ありがとうございます。考えます (2021年9月5日 6時) (レス) id: 83871a2a60 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:うさうさ | 作成日時:2021年8月29日 18時