薮くんの息遣い

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それは2時間前のこと…

ｸﾞｩｰ(お腹が鳴る

お腹すいたっ

待合室に置いてあったお菓子を手に取り口に入れた

その時は何も考えずに食べていたんだ

あー美味しかった！

今見れば結構な量のお菓子を食べていた

あっやべぇ…つい、食べすぎた

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楽屋に戻って裕翔とマリカをしていると

急な吐き気が襲った、、食べすぎたせいかな…？

とっさに口を抑える

危ない危ない…

何回か吐き気が襲ってきて、やばいって思いながらも耐えた

そしてギリギリまで耐えてたが、耐えきれずにその場に吐き出してしまった…

｢薮くん？！｣

あぁ、やってしまった…

｢大丈夫？？！！｣

皆がこっちに来た。。こないで、、こんな汚い姿見られたくない…

｢ｳｯ、、ｵｪｪｪｪ、、｣

だけど吐き気は止まらなかった

うぅ、気持ち悪い。。まだ吐き足りない

残ったものも全てスッキリするまで吐き出した

｢はぁ、はぁ、はぁ、、はぁ｣

吐きすぎて疲れた、息を吸う時にまた戻ってくる


そうすると光が背中をさすってくれた

｢うがいしに洗いに行こっか｣

こういう時に限って光は冷静だ

｢うん｣

喉がいがいがして気持ち悪かった

それを察してくれたのだろうか…

｢ありがと｣

ポロっと口に出すと

｢何もしてねーよ笑笑｣

｢聞こえてたのか｣

｢そりゃこんだけ近くにいたら聞こえるわな｣


そして楽屋を出た

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