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うわ 、暑い 。







外に出て頬を撫でる風はムワッと熱気を含んでいて
思わず顔を顰めた 。







はぁっと大きく息を吐く 。











菊「...おせーよ。」












A「...え?」














気にもとめず通り過ぎようとした駐車場に
ぽつんと停まっていた1台の車から顔を出したのは

少し眠そうな菊池さん 。














どうして?












菊「早く乗れよ 、 あちーだろ外。」












促されるままに菊池さんの車に近づく 。


菊池さんが車を降りて私の腕を引いたまま助手席に誘導した 。




ひやりとした車内ではさっきまでの汗ばんだ肌が嘘みたい 。













菊「...ん。おつかれ」










運転席に乗り直して私に渡したペットボトルは
冷たくて 、 キャップが緩んでいるから
菊池さんが1度開けてくれたことに気づいた 。











A「菊池さん 、なんでまだいるんですか?

とっくに帰ったんじゃ...」










菊「んなわけねーだろ、夜に1人帰らせるほど俺悪人じゃねーよ」














夜に一人で帰る

そんなことは稀じゃないのにそう言って無邪気な笑顔を見せている菊池さんに少しだけ鼓動が早くなる 。











A「あの 、眠そうですね 、」






菊「ん〜 、 そうでもない 。」










とろんとした目が
カーナビの明かりしかないこの暗い車内でも
わかる 。










菊「んじゃ 、帰ろ 、?」







A「え 、あの 、帰るって私引っ越してから家教えましたっけ...」








菊「わかんね 、 笑」













やっぱり眠そう ...




そりゃ疲れてるもんね












A「あの 、 私やっぱりタクシーかなにかで帰りますよ !!

菊池さんはそのままお家帰ってください 、」








菊「やだ 。 」










A「やだって ... 」











菊「...ならAちゃんが俺んち来てよ」

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ち ょ あ(プロフ) - MITOさん» ありがとうございます(;A;) (2019年1月17日 2時) (レス) id: 5892f2f61e (このIDを非表示/違反報告)
MITO(プロフ) - 応援してます! (2019年1月17日 0時) (レス) id: b9f5f54073 (このIDを非表示/違反報告)
ち ょ あ(プロフ) - 未来さん» はいっ!応援ありがとうございます! (2019年1月16日 5時) (レス) id: 5892f2f61e (このIDを非表示/違反報告)
未来 - 頑張ってくださいね! (2019年1月14日 8時) (レス) id: 3e4e8d81a3 (このIDを非表示/違反報告)
ち ょ あ(プロフ) - 未来さん» 嬉しいです(;A;)これからもよろしくお願いします! (2019年1月14日 8時) (レス) id: 5892f2f61e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ち ょ あ | 作成日時:2019年1月3日 4時

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