永遠の夢 ページ7
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「変なの〜！ユウちゃんってやっぱり面白いや！」
「ねね！僕と遊んでくれるって本当？じゃあさ、じゃあさ！モストロラウンジの割引券３枚懸けて勝負しようよ！」
「モストロラウンジ？」と首をかしげ始める少年少女達。
軽く説明をすると、エースくんは勢い良く食い付いてくれた。
「様は、先輩との勝負に勝てばその店の割引券が手に入るって事っすね？俺やりまーす！」
「食い物が食える店なら俺様も乗ったんだゾ！」
「ちょっと待て。エース、グリム。勝負内容が何かも分からないのにそんな簡単に...「あっれ〜？デュースくん、もしかして怖じ気づいちゃった系？ま、それなら黙って見てれば？」
「俺もやります！！」
ユウちゃんの方は何故かゴーストカメラだけを手にしていて参加はしないようだ。
となると...無難に魔法勝負かな？
「僕が得意なのは飛行術なんだけど...それはちょっとズルいかな？僕より子供な君達が選んで良いよ！」
「子供って...でも、僕は別に何でも良いですよ。勝つ自信しかないので！」
デュースくんやグリムくんは何でも良いと言っていたが、異論を挙げたのはエースくんの方だった。
何でも、リドルの首輪のせいで魔法が使えないため、不公平だという意見らしい。ま、確かに異論だね。
「その首輪が外せないと僕と遊べない？」
「あったり前！！」
じゃあ...と、エースくんにマジカルペンを構えて前に突き出す。
慌てている様子だったが、遊べないのは僕としても本望ではない。気にせず続ける事にした。
「エースくん。ちゃんと首輪が外れる事を願うんだよ？分かった？」
「は？ちょっといきなり何言って...」
「必要なのは信念と信じる事」
「全ては子供のイタズラさ」
「
エースくんの周りにキラキラとした粉が降りかかり、次の瞬間首輪がスッと外れる。
使ったのはユニーク魔法の授業で最後だったから出来て安心したな〜。定期的に使ってこう。
「「...えぇ！！？？/ふなぁ！！？？」」
「わわっ、皆声でっかいね〜」
思わず耳を塞ぐと、再びあわあわ驚いている１年生達。
そんなにユニーク魔法が珍しいのかな？
「えっ...A先輩のユニーク魔法は公式ではまだ未発表のはずで本来ならここで私達が負けてしまい進むストーリーそのストーリが完全に変わってﾌﾞﾂﾌﾞﾂﾌﾞﾂﾌﾞﾂ...」
「え？こわっ」
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作者名：candy | 作成日時：2021年10月16日 18時
