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nb side
復習テストから数日後の放課後俺は担任に呼び出された。
iw 「 この前の復習テストの中の数学が渡辺だけ悪すぎた。これじゃ2年の数学なんてついていけない。だから渡辺には補習を3回受けてもらう事になった。」
nb 「 は???無理ですよ ... 俺部活あるんで。」
iw 「 そんな深い範囲まではしないし、一回1時間半ぐらいだから大丈夫。顧問にも確認取ったしな。しかももうこれは決定事項で受けないと沢山の課題を出す事になっちゃうんだ。」
iw 「 じゃあ取り敢えず明日の放課後数学準備室に行ってね。」
nb「 はあ!?そんな早く!?」
残酷な程時が過ぎるのは早く、すぐに補習の日のお昼が来てしまった。
sk 「 おーい、翔太?どうした?」
fk 「 何か翔太今日の放課後数学の補習受ける事になったんだってさ。」
dt 「 何で進級そうそうそんな事に ... 」
ああ、遠くで皆の声が聞こえるけどそれどころじゃなさすぎて反応できない ...
sk 「 翔太の卵焼きもーらい!」
nb 「 あっ!おいっ!佐久間!」
って危ねえ、ぼーっとしてるとまたこいつにおかず食われる。
sk 「 でもさ〜数学って事は阿部ちゃん先生じゃないの?めっちゃラッキーじゃん。優しいし翔太好みの顔だし。」
nb 「 うるさい。別に好みじゃないし、数学は教える先生が誰であろうと嫌なんだよ。」
fk 「 へえーあの先生優しいんだ。」
sk 「 何そのふっかの顔 ... ってかお前らもしかして後ろの席なのを良い事に授業聞いてないんだろ、すっげえ阿部ちゃん先生優しくて、教えるのも上手いのに!ねっ!舘さん!」
dt 「 そうだね、生徒会の副顧問でもあるんだけど凄く優しくて頭も良い先生だよ。」
fk 「 そうなんだ ... 」
sk 「 だから何そのふっかの顔は。」
sk 「 ってかってか!俺今気付いたけど、放課後の教室に2人きり!先生と生徒の禁断の関係!もうアニメじゃない!?翔太主人公じゃん!」
nb「 何言ってんの、佐久間うるさい ... 」
dt 「 ロマンチックだね、夕日が見える教室でキスなんかしちゃってさ。」
sk 「 あー!良いね良いね!きゃあ!!!!」
nb「 ああ!もう2人ともうるさい!!」
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作者名:暁 | 作成日時:2021年4月2日 23時