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nb side
涼太に起こされ数学の悪夢から逃れる最悪の朝。
dt 「 ねえ 笑 なんで翔太が機嫌悪いのよ。 」
nb 「 ... 」
dt 「 翔太〜?昨日は頑張ったんでしょ?翔太のお母さんから聞いたよ?」
nb 「 いや!そうだ!俺頑張ったんだよ!それなのに全部数学のせい!最悪な1日の始まりだよ。 」
足早で学校に向かいながらもいつものように涼太に起きられなかった言い訳をし、いや、今日のこれは言い訳じゃない。ただの理由。数学が全部悪い。
あっ ... そう頭の中で考えてたらもう学校についていたみたい。
いつもの癖で涼太の後ろをついていくも、涼太に不思議そうな顔で見られやっと涼太とクラスが離れてしまった事を思い出すとすぐに涼太に手を振って俺のクラス三組へと入った。
fk 「 おーい!翔太!遅えぞ〜」
ああ、このうるさい人と同じクラスだという事も忘れてた。
nb 「 SHRまでに来てたら早いも遅いも無いんだよ。」
ガラガラガラ
iw 「 おはよーう、日直決まってないから深澤!取り敢えず今日は号令かけてくれ 」
fk 「 え〜俺?良いけど ... きりーつ!」
今日もだるい学校が始まった。
と思っていたけど今日は最初の授業だからかどの授業も楽なオリエンテーションですぐに四時間目になった。でも、次の授業は確か ...
mb 「 ねえねえ〜!次数学だよ!先生誰かな?私阿部先生が良いな!!」
mb 「 私も!昨日の新任式の時超かっこよかったよね!」
新任式??ん?そんなのあったっけな ... ああ 、俺そういえばそれ寝てたな。どんな先生なんだろ、まあ今から分かるんだけど、
fk 「 なあなあ翔太、数学の先生かっこよかったの?俺昨日寝ちゃっててさ。 」
nb 「 俺も寝てたわ。 」
そう言った途端何故かニヤニヤした気持ち悪い顔を見せたふっかに " 気持ち悪 " と呟けば文句を言うふっかを無視してまた机に突っ伏して
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作者名:暁 | 作成日時:2021年4月2日 23時