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nb side
sk 「 あ〜タピオカ美味しかったね 」
dt 「 でもさ翔太からタピオカって珍しくない？朝にタピオカのアニメでも見たのかな？」
nb 「 ふはははっ！！笑 タピオカのアニメって何だよ！そんな珍しいですか？普通にタピオカの気分だっただけなのに！笑 」
fk 「 舘さんさ、翔太との記憶5歳で止まってるんじゃない？笑 」
アニメはやばい。本当うけるし楽しい。学校はだるいけど、俺はこの4人でいる時間が好き。まあこいつらに言ったら調子にのってストーリーとかにあげそうだから絶対言わないけどさ。
fk 「 じゃあなーまた明日、ばいばーい 」
sk 「 翔太、舘さん、ばいばーーーーい！！」
nb.dt 「 ばいばい 」
俺達は大きな木が立っているこの道でいつも別れる。ふっかと佐久間は右に、幼馴染で家も近い涼太と俺は左に。今日もいつものように俺と涼太は2人に手を振った後左に曲がった。
普段なら他愛もない会話をしてそれぞれの家で別れるけど、今日俺には少しだけ気になる事があるから聞いてみようかな ...
nb 「 えっと、佐久間と2人はどう？」
dt 「 佐久間？あークラスね。賑やかで楽しいよ？クラスももう明るい雰囲気だし。」
nb 「 そっか、良かった。」
dt 「 えっ、何、翔太心配してたの？」
nb 「 はっ！？別に！聞いただけだよ！」
dt 「 はいはい 笑 もう家着きましたよ、また明日ね。俺が起こしに来なくても起きるように 」
俺の心を簡単に読み取って余裕そうに笑う涼太はそう言ってすぐに俺を置いて自分の家に入っていった。
残された俺はというと、
nb 「 心配なんかしてねえし、しかも起きられるし。」
図星を突かれた上に痛いところも突かれ1人で不貞腐れていた。
もうこうなったら、明日は絶対涼太より先に家を出て涼太の家のチャイムを鳴らしてやる！！と心に決めた俺は、それを何故か家に帰った瞬間母親に宣言した。
それからのご飯とお風呂は世界大会優勝レベルで早く、俺ってやればできるんだなーと良い気分で自然と鼻歌を歌っていた。その時に単純ねと言う母親の呟きが聞こえた気がするけど。
ラインッ ♩
誰だろ ... あ、ふっかじゃん。
" 自己紹介プリントの将来の夢何にした？"
あ！！忘れてた！！
取り敢えずふっかには、えっと、
" 今からやる " っと！これでいっか。
だるいけどあの担任だもんな、宿題を家でするという考えがないふっかもだからやってるんだろうし、やるか。
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作者名：暁 | 作成日時：2021年4月2日 23時
