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nb side




うわっ!もうこんな外暗くなってたのか。でも、補習悪くなかったな ...


fk 「 ナベ〜!」

nb 「 あっ、ふっか。目黒も。」

mm 「 翔太くんお久しぶりです。」

nb 「 久しぶり〜って目黒またイケメンになったな。」

mm 「 いやいや、翔太くんに比べれば全然っす。」

fk 「 ってか翔太〜何かめめも数学の補習あるみたいよ。まあめめの場合数学だけじゃないけど 笑 」

nb 「 ... そういえば1年も1人いるって言ってたわ、相変わらず目黒馬鹿なんだな。」

mm「 仕方ないっすよ。まあ補習組同士仲良くしましょ。」

fk 「 本当2人して馬鹿だねえ〜、」



iw 「 おーい!深澤!目黒!さぼんな!」



fk 「 やっべ!ごめん翔太戻るわ!」

nb 「 ああ、じゃあな。」

mm「 お疲れ様です。」



目黒蓮。中学の後輩でふっかの相棒。そして、ファンクラブも勝手に開設されてしまうぐらいのイケメンなのに女遊びを1度もした事がない誠実な男。

もう1人の補習組って目黒だったのか〜。

... そうか。目黒も阿部先生と放課後2人っきり、だよな。イケメンと阿部先生 ... 考えたら変にもやもやしてきた。本当俺らしくないな。



nb 「 はあっ、」

ab 「 わーたなーべくーん!!」

nb 「 えっ、」



自分の気持ちが理解できずにため息を漏らしてしまった瞬間俺の名前を呼ぶ声が聞こえた。そして、俺は自然と身体を向けていた。

それはグラウンドから良く見える数学準備室。



ab 「 あっ!気付いた!気をつけて帰ってね!」

ab 「 ばいば〜い!」



さっきまで一緒にいた人、笑顔の近くでゆらゆらと振られた両手。



何か何か、心臓がうるさい、これって ...



nb 「 恋 ...... ではない。」



ああ神様俺はこの気持ちに名前を付けたくないです。



mm「 ... 」

fk 「 ん?めめなんかあった?」

mm「 いや、何でもないっす。」




.

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作者名: | 作成日時:2021年4月2日 23時

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