今日:10 hit、昨日:2 hit、合計:21,003 hit
小｜中｜大
00 ページ1
nb side
俺の苦手な教科は数学。
それは昔も今も変わらないし、これからも変わらない。
ぜったいにそれだけは変わらない。
だって理解しようとどれだけこっちが思って解こうとしても数学は意味不明な事しかしてこないし、無理だから。
そう、無理。うん、思ってたよ？本当にそう思ってた。
でもそんな時、数学教師の貴方と出逢ったんだ。
桜が咲いて2年生に上がったそんな春だった。
男にしては綺麗だなと正直思ったけど興味は全く無かった。
そもそも人にも滅多に興味を持たない俺が先生になんて持つはずもないし、数学教師なら尚更そう。
寧ろこの人の顔を見ただけで数学の事を思い出しちゃうし、もう顔も見たくないなとまでも思った。
それなのに何で俺は今こんな気持ちになってるんだよ。
こんなの余裕で数学より難しいって。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 203人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：暁 | 作成日時：2021年4月2日 23時
