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午後一番の授業は現国で、ギョンちゃんだった。
ギョンちゃんの相変わらず心地いい朗読は、あたしの眠気を誘い、午前あんなに寝たのに、またウトウトしてきた。
意識があるうちに、あたしはさっき夢で見て思い出した、クリスマスについて考えていた。
そういえば……
そう、あの時、去年は、天帝のみんなにピアスプレゼントしたな………。
一昨年、全員が一人一人あたしにプレゼントをくれるもんだから、去年はあたしも用意したんだよな。
白虎のみんなにはしてもらうばっかりで、何も返せてないから何かしたいな。
ジョンイナやセフナはピアス開けてないし、どうしよう…。
いや、天帝と同じものあげるのもなんか嫌だよね。
そもそも、何もらったら喜ぶんだろ？
クリスマスまであと1週間…。
明日は土曜日、か。
………決めた。
「………………A〜」
「一体何時間寝れば気がすむんだろ」
「起きてんの食べる時だけじゃね？」
「へー、コイツそんなに寝てるのか？」
『………るさい…』
TO「あ！起きたぁ〜！」
四人の声が頭の上から聞こえて、あたしは目を擦りながら顔を上げた。
『あれ、クリスがいる……』
KR「お前、俺様がわざわざ迎えきてやったのに、寝てるとはいい度胸だな？」
『え………もう放課後？』
あたしの言葉を聞いた途端、呆れた顔で一斉にため息をつかれた。
BK「A、寝過ぎだろ！時間もったいないわ！」
『………ん…』
KR「言ってるそばから目を瞑るな。もう行くぞ帰る支度しろ」
『……分かったよ…』
机の横にかけてあった鞄を取り、席を立って、チャンベクタオにばいばいと告げて教室を出た。
倉庫に着くと、
まずルハンの突進を食らって、
そのあとイーシンから飲み物をもらうという、
いつものお決まりパターンで迎えられた。
クリスはだるそうに欠伸をしながら、自分のソファに行って横になった。
あたしがソファでイーシンから貰った飲み物を飲んでいると、大きな音を立ててセフナがドアを開けた。
SE「ねえ！」
騒がしく入ってきたセフナに、ジョンイナはピクッと眉間に皺を寄せた。
セフナは真っ先にジョンイナの前に来て、息を整えながら言った。
SE「ヒョン！クリスマス暴走、天帝もやるんだって！僕たちもしかしたら会えるかもしれないですよ！」
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サキ(プロフ) - はじめまして。この作品初めて読ませていただいた時から好きです。ぜひ更新をお願いしたいです。 (2019年12月12日 22時) (
レス) id: 16b3c3dcbd (このIDを非表示/違反報告)
さらせいら(プロフ) - 何度読んでも好きです！また更新してくれることをずっと待ってます…！ (2018年5月20日 13時) (レス) id: ebf8c6363a (このIDを非表示/違反報告)
チョンナナ(プロフ) - まだ読んでないですけど自分が天帝ってことはみんなにバレるんですか？ (2018年4月20日 20時) (レス) id: 4e57c5369e (このIDを非表示/違反報告)
名無し91080号(プロフ) - 最高です！！！ もう終わりなんですか？ また更新して頂けると嬉しいです！！！！ (2017年10月23日 0時) (レス) id: 7f0422592a (このIDを非表示/違反報告)
Rui(プロフ) - とても面白く、一気に何回も読ませて頂きました！(笑)勝手ながら私の一番の息抜きで癒しです(笑) ほんとうにありがとうございます<(_ _*)> 更新楽しみにしています、お願いします！！〇┓ﾍﾟｺｯ (2017年4月23日 19時) (レス) id: 61362674b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぱんだ | 作成日時：2016年9月20日 1時
