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LY「……Aちゃん！よかったぁ、見つかったんだねぇ」
KA「ん」
『あれ？イーシンだけ？……他のみんなは？』
いつもの部屋にはイーシンだけしか居なくって、
そう言ったあたしにイーシンはふふっと笑った。
LY「面白いんだよぉ？みーんな、Aちゃんが居ない事に気づいた瞬間、それはそれは凄い速さでここから飛び出していったんだよぉ〜ふふ」
『…………え』
LY「ねえ、カイ？」
イーシンがジョンイナの方を見て笑いかけると、ジョンイナは軽く舌打ちして顔を逸らした。
その直後、ドタドタと騒がしい音が部屋の外から聞こえてきて、その音がだんだん近くなる。
……何の音？
振り向いた瞬間、勢いよくドアが開いた。
「「「Aっ！！」」」
『………はい』
荒い息を整えながら入ってきたのは、ここにいなかったクリス、ルハン、セフナだった。
KR「お前、どこにいたんだ！勝手に出歩くな！どんだけ心配したと思ってんだ！！…ゴホッ、ゲホッ」
いや、そんな咳き込むほど叫ばなくても……。
せめて呼吸が落ち着いてから言おうよ。
LH「A！るぅに心配かけるとか1億万年早いからな？」
ルハンは真っ先にギュウ、とあたしの腰に手を回して抱きついてきた。
ツンデレかよ。
SE「あー…、焦った……。って、ヒョン！ルハニヒョン、離れて下さい！！」
LH「むり」
KR「A！！俺様の話、聞いてるのか！？ケホッ」
『……聞いてる』
三人とも、あたしのこと捜しに行ってくれたんだね。
そんな息が乱れるほど、必死になって。
『…ありがと』
KR「…何笑ってんだ。本当に分かってるのか？」
クリスはハァ、と息を吐いて気に食わなそうに顔を歪める。
『…分かってるよ』
LH「な、Aいついなくなった？」
『え？』
あたしの肩に埋めていた顔を上げ、ルハンはキラキラした大きな瞳であたしの顔を覗き込んだ。
LH「部屋を出たの、誰も気づかなかったんだ。………カイでさえも。普通わかるはずなんだけどな…」
『え……っと、たまたまみんな話に夢中だったんじゃない………？』
LH「……そっか」
ま、気づかなくて当然ですね←
これでも一応、あの天帝の総長だったんだから。
気配を消して行動するくらい簡単にできるんだよ。
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サキ(プロフ) - はじめまして。この作品初めて読ませていただいた時から好きです。ぜひ更新をお願いしたいです。 (2019年12月12日 22時) (
レス) id: 16b3c3dcbd (このIDを非表示/違反報告)
さらせいら(プロフ) - 何度読んでも好きです！また更新してくれることをずっと待ってます…！ (2018年5月20日 13時) (レス) id: ebf8c6363a (このIDを非表示/違反報告)
チョンナナ(プロフ) - まだ読んでないですけど自分が天帝ってことはみんなにバレるんですか？ (2018年4月20日 20時) (レス) id: 4e57c5369e (このIDを非表示/違反報告)
名無し91080号(プロフ) - 最高です！！！ もう終わりなんですか？ また更新して頂けると嬉しいです！！！！ (2017年10月23日 0時) (レス) id: 7f0422592a (このIDを非表示/違反報告)
Rui(プロフ) - とても面白く、一気に何回も読ませて頂きました！(笑)勝手ながら私の一番の息抜きで癒しです(笑) ほんとうにありがとうございます<(_ _*)> 更新楽しみにしています、お願いします！！〇┓ﾍﾟｺｯ (2017年4月23日 19時) (レス) id: 61362674b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぱんだ | 作成日時：2016年9月20日 1時
