もしも。 ページ36
「ほな!!二人で話したいこともあるやろし俺らは退散しよか?ほらみんなこっちおいで」
そう言ってサ〇エさんのような退場の仕方で小瀧くんは他のクラスメイト達を外へ連れ出してしまった。
「…な、Aちゃん。俺はわりと本気やったよ、一目惚れってやつ。だからシゲオカくんに飽きたらいつでも俺んとこ来てな」
藤井くんが教室を出る前、私の肩に手を置いてそう耳元で呟いた。
一瞬で顔は赤くなったけど、ぽんぽんと肩を叩いてそのまま出ていく藤井くんの後ろ姿は何故かとても晴れやかだった。
何となく向き合うのが怖くて、ゆっくりと顔を正面に戻すと、夕焼けが射し込んで赤くなった教室の真ん中に立つ、重岡大毅。
「なあ、A」
「もしも、俺がお前のこと好きって言ったらどうする?」
( Fin )
( もしももしもって逃げ道作りすぎなんじゃないの )
( やかましいわお前に俺の葛藤の数々がわかってたまるか )
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←もしも。
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花コトバ(プロフ) - Aさん» ありがとうございます頑張ります(o^^o) (2018年10月21日 17時) (レス) id: 71a3671cb9 (このIDを非表示/違反報告)
A - おもしろいです!早く続きがみたいです!更新頑張ってください! (2018年10月21日 17時) (レス) id: 97ee4eed06 (このIDを非表示/違反報告)
花コトバ(プロフ) - 紫春さん» わあ!ありがとうございます!!こたしげちゃん良いですよね(笑)意外と奥手な重岡くん好きなのでそういうキャラになっちゃいました(笑) (2018年10月21日 13時) (レス) id: 71a3671cb9 (このIDを非表示/違反報告)
紫春(プロフ) - 花コトバさん» 作品の方読ませてもらいました!!とっても面白いです!!こたしげのやりとりが面白くて(笑)しげちゃんが奥手すぎて笑っちゃいます!これからも更新待ってますっ! (2018年10月15日 22時) (レス) id: 8db4ba7a0d (このIDを非表示/違反報告)
花コトバ(プロフ) - まなあかさん» そんな言葉をかけていただいて本当に嬉しいです!頑張りますね(*´ω`*) (2018年10月14日 18時) (レス) id: 71a3671cb9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:花 コ ト バ | 作成日時:2018年10月9日 20時