【キメツ学園】出席番号1番は我妻善逸に甘い【我妻善逸】

2: 甘やかされてる ページ4

△善逸side


貴方は俺にすっっっごく甘い


俺が宿題を忘れれば、朝の休み時間を潰してでも手伝ってくれるし、テストの点数が悪くても馬鹿にもせず「どこが分からないの？一緒に解こう！頑張ろう！」って言って、一緒に勉強もしてくれる。



そして今も…
毎日毎日昼休みに、俺にいちごミルクを用意してくれている。

たしか俺が前に
「この自販機のいちごミルク、毎日飲みたいくらい好きだけど、わざわざ買いに来るのめんどくさいんだよね〜」
と不意に言った日から、毎日買ってきてくれてる。



えっ、優しすぎない！？

普通の友達はそんなことはしないでしょ…！？

優しくされる度に、貴方は俺のことを好きなのかも知れないとドキドキするけど、貴方の音の中から「恋愛感情」は感じ取れない。

正直、ちょっと悲しいし、寂しい。


なんでっ、て、そんな、


いや、ねぇ…そりゃあ、


俺が貴方の事を好きだからしかなくない…？


いや、あんなに甘やかされて優しくされて、好きにならない方がすごくない！！？
貴方はもう甘やかしのプロよ！！？凄いよ！！？

でも、

いままで何度か、女の子にすごく優しくされたことはあったけど、それで好きになったのは貴方が初めてなんだ。

だから、甘やかされたことがきっかけだとしても、俺は人として、女性として、貴方のことが本当に好きなんだと思う。

…あーもう自分で言っててはずかしいけど！！
好きなの！！！！

貴方も俺のことを好きになって欲しい、
あわよくば両想いになりたい、






だから、俺も、俺がしてもらったように貴方のことを少し甘やかしてみようと思うんだ。

3:昼休み→←1: 通常運転

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