英二の幼なじみ【男主】 (ページ23)

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アッシュ「英二、お前はここで降りろ」

英二がそう言われる

え、俺大丈夫？？笑笑

英二「嫌だ、これは僕自身の問題でもあるんだ

君のお兄さんは僕の目の前で撃たれた、
僕が後なんか付けられたりしたから…君にあれほど言われたのに」

アッシュ「日本人ってのはマゾじゃねぇのか？何でも自分のせいにしたがるんだな」

『ちょ俺はマゾじゃねぇ』

アッシュ「はぁ…好きにしろよ、めんどくせぇやつだな」

英二「ほんと！？じゃあ一緒に居ていいんだね！」

アッシュ「そのかわり、自分の身は自分で守れよ

足でまといはごめんだからな」

なんだかんだ言ってアッシュは優しい

それから俺たちはチャイナタウンに行った

英二「すぐショーターの所へ行こうよ、きっと喜ぶよ」

ショーターって誰だろ

『ねぇ、いーの？』

後ろから付けられている

昔からストーカー被害にあったせいで、こうゆう尾行には慣れている

アッシュ「あぁ、振り向かずに真っ直ぐ歩け」

英二「え？」

アッシュは俺の肩を抱いて路地に入った

アッシュ「なんか用？」

角を曲がるとナイフを持った男が入ってきた

俺はアッシュの真横にいたから、とりあえず手首を捻って地面に押さえつけた

アッシュ「ボスは誰だ！」

頼まれただけだ、という男をそのまま押さえてると、向こうからぞろぞろと人がやってきた

ショーター「そっから先は俺達が引き受けるぜ

おかえり、待ってたぜアッシュ」

『ぉぉ、友達？』

アッシュ「あぁ、離していーよ」

俺はそのまま友達の手下らしき人に男を渡した

俺はアッシュとグラサン紫の話をぼーっと聞きながら英二に話しかけた

『英二が言ってたショーター？』

英二「そう！こないだ知り合ったんだ」

『俺の居ない間に成長か～？？嬉しいぜ！』

アッシュとショーターが手を組んだ頃、俺もショーターから自己紹介された

ショーター「俺はショーター、Aだろ？よろしくな！」

『知ってたの？よろしくね、ショーター』

ショーター「しっかしお前喧嘩出来んだな、見るからに折れそうなのに」

『そぉ？ギャップだよギャップ！まぁ筋肉がつかないだけってのもあるけどよ』

ショーター「腕ほっせぇ…」

『うわ、俺の2倍かよ、むきむきか！』

アッシュ「おい、作戦会議するぞ、はやくこい」

ショーターは面白くて良い奴！

すぐに仲良くなれた事に正直ほっとした

『かっけーモヒカンだな！』

ショーター「だろ？」