あ、こっち側なのね。

あ、こっち側なのね。 ページ1

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時の始まりはある日の焼肉。
家族と一緒に焼肉屋さんでユッケを食べてました。




あ、O157って知ってます？意外と可愛いですよね、あれ。





まぁ、かかったんですよ、そのO157に。
びっくりしましたよ。腹痛てぇのなんのってもう笑うほど痛いんです。





早い話死にました。そして気づいたら知らない部屋。
WOW！夢小説あるある！転生じゃね？！わーい転生じゃあ！文ストじゃあ！ってなってたんです。




うん、きっと夢小説でみんな転生もの書きすぎて溢れかえったんでしょうね。



私以外の転生者、沢山います。




･天然鈍感美少女夢主。
･金髪オッドアイ重い過去持ち夢主。
･黒髪ロング一匹狼夢主。



あぁ、どれも私も作ってた夢主そっくり…
黒歴史の世界〜、黒歴史の世界〜ってバスで案内されても良い感じです。





あ、そうだそうだ。まず状況を説明しますね。
何やかんやあってあるあるその1｢ノリの良すぎる神様｣に出会い、あるあるその2｢空から落ちて転生｣を体験。その後あるある規格外｢途方に暮れる｣。今ここです。




にしても多すぎる夢主に、主要キャラはどう対応してるんだ、と思う方もいますよね。それが主要キャラ、この人達もいっぱいいちゃうんです。




ほら、今も





｢ふぇ。みんな、どうしたの？顔赤いよ？(ｳﾙｷﾗ｣



｢｢｢…っ////(反則だろ/でしょ/です…っ)｣｣｣



ここで発生する必殺、夢主のｷﾗｷﾗ笑顔殺し。
おーやってますねぇ。ちなみに語尾左から中原中也、太宰治、中島敦の順です。





あ、こっちも。




｢ねぇ、いい加減私の気持ちに気付いてくれても良い気がするのだけれど(顎クイド見つめ)｣



｢んぇ、何が？(ｺﾃﾝ｣



｢っ…、はぁ…///｣





こちら太宰さんと鈍感夢主ですね。
1番多そうな設定です。あとこの後2人って付き合うんですよね…



まぁ、こんな感じでオンパレード起こってるんですよ。





あ、いやちょっと待って。大発見。あの、この流れで行くと私にも専属の推しが…とかあるんじゃね？って話ね。




よっっしゃああああ！！！
えっえっ嬉し！どんな夢主なんだろ、！




『うーん…この世界にもう夢主は出揃ってるし…君には新しい｢傍観者夢主｣ってのをやってもらおうかな☆』




出た、度々出てくるノリの良すぎる神。
あ、こいつ神なんです。




って、あ？傍観者夢主…？



つまりつまり、私には素敵な恋が訪れないと…？
っはーーーーー。マジか。来た意味ねぇじゃん。

続きます。→

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