Jubilee-Jaejoong-2 (ページ7)

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自然-ジェジュン- ページ7

俺に気付いた彼女は目を丸くして駆け寄ってきた。

『何してるの！？』

「何って追い掛け『バカッ！こっち来て』

手を引かれてタクシーに乗り込み
俺が聞き取れない速さで行き先を告げる彼女。

「ごめん」

『びっくりした、、、、』

「俺も」

『え？』

「マスターから聞いたんだ、Aが来てたって」

『そういう事ね』

「だから、走って、、、来た」

『ありがとう。と言うべきなのかどうなのか、、』

「ありがとうでいいよ」

『ふふ、なんか違うくない？』

「笑った」

『笑うしかないでしょ。あ～もう～～』

「ごめんごめん。もうしないから」

『うん、そうして。笑』

彼女に会う事を怖れていた自分が嘘みたい。

こんなにも自然に話せてる。

あの日から一度も会ってないのにね。

『ジェジュン、、時間あるの？』

「じゃなきゃ、追い掛けない」

『なら、ご飯でも食べよう』

「いいの？」

『うん、ジェジュンがいいなら』

その言葉が、彼女らしくて

思わず笑ってしまった。